先日ブラウザSleipnir4.3.8が公開されていたのでアップデートした記事を書きましたが、しばらく使っているうちに自分の環境で変な動きをするようになってきたので対策してみました。一応解決済みの話です。
検索バーで日本語入力に切り替えると真っ白な画面が表示されて動かなくなる
妙な動きというのは、検索バーやアドレスバーで英字入力←→に日本語入力の切り替えを行うと突然Sleipnirの表示画面がホワイトアウト(固まる?)してしまい動かなくなってしまうという現象です。
こんな感じに(場合によっては真っ黒な画面になる事もあります)
その後はエンターキーを押してもブックマークから何かサイトを表示しようとしても、タブは開いても真っ白な画面しか表示されなくなってしまいます。
ブラウザ自体が落ちているわけではないようなので、Sleipnirの枠そのものは残っています。でもブラウザとしての操作は何もできないので、一度ブラウザを閉じるしかありません。再びSleipnirを立ち上げると通常に動作しますが、また同じ現象が発生します。
しばらく観察してみると、どうやらひとつのタブで何かのサイトに接続して表示されている間は検索バーで入力を切り替えようが真っ白な画面にはなりません。
しかし全く何のタブも開いていない状態、特にSleipnirを起動した直後(New tabで開いているので)などによく発生するという事がわかりました。
環境は
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Windows7 32bitと64bitの両方で
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IMEはATOK2012
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Sleipnir4.3.8.4000
というような状況です。
解決策
実はこの日本語入力関係で不具合が発生するというのはSleipnir4の古いバージョンでも何回が聞いた事があります。ただ自分の環境では今魔で一度も目にした事がなかったので今回のバージョンが初めて。
聞いた事がるといってもその過去の不具合はSleipniriがそのまま固まってしまうという話やIMEの動きがすごく遅くなる(スペースキーを押してから変換までに一瞬間があるとか)といった話だったので、今回の減少とはちょっと違うのかもしれません。
しかし、Sleipnir4の入力関係でなんだか不具合が出た場合はとりあえずこれをしておけという手順がありますので、それを試してみました。
その手順とは、IMEの状態同期を切るというやり方です。
今回の件に効果があるかわかりませんでしたが、一度試してみる事にします。
まず「ツール」→「カスタマイズ」。
カスタマイズ画面で「キーボード」をクリック。
キーボードの設定画面で「IMEの状態を同期する」のチェックを外します。
あとは右下の「適用」をクリック。
操作手順はここまで。
IMEの状態同期を切ってから数日使用していますが、以降この不具合は全くでなくなりました。そんな訳でひとまず解決としておきます。
ところで、そもそもこの「IMEの状態を同期する」というのは一体どういう機能なのでしょうか?実はそこがわからないので、この機能をOFFにすることの意味自体がよくわかっていません。
少し調べみたところ解説しているようなページも発見できなかったので、未だに謎のままです。