しばらく前にSleipnir for Windows4.3.7がリリースされました。それに伴ってSleipnirを4.3.4からアップデートして使っています。主に不具合修正がメインのバージョンアップだったようですが、それ以外にも4.3.7ではいくつか機能の追加や変更が行われていました。

Sleipnir 4 for Windows (4.3.7) をリリースしました (フェンリル | デベロッパーズブログ)

で、その中で変更されていたブラウザ立ち上げ時の「タブの読み込み数」の設定について、が今回の話。

今までのSleipnirは複数のタブを開いたままブラウザを終了した場合、次にもう一度立ち上げた時に自動的に全てのタブを再読込していました。
この部分の機能が変更され、起動時に読み込むタブの数を自分で設定できるようになっています。

ものすごく大量にタブを開いているような場合には、当然全部のタブを読み込むのにそれなりに時間がかかったりCPUに大きく負荷をかけたりなどという現象が起きますが、タブの読み込み数を限定する事でそれらを回避できるようになったという訳です。

自分が6月のリリース以降今までここの設定を弄っていなかったのは、単純にタブを開きっぱなしのままブラウザを閉じるという習慣がなく、必ず全部のタブを閉じてからSleipnirを終了させていたので、起動時の読み込み数などを設定する必要がなかったから。

ただここのところ調べ物をする時に、翌日に持ち越す事が何度かあり、タブを開きっぱなしで終了・起動をする事が何度かあったので設定を変更する事にしました。

以下その手順メモ。
まず「ツール」→「カスタマイズ」

カスタマイズ画面から「タブ」をクリック。

あとは左サイドのメニューから「タブの読み込み」

これでブラウザの起動時に読み込むタブの数を設定できます。
とりあえず「20」にしておきました。

デフォルトで設定されている読み込み数は「1」。
そのままでは大量のタブを開いていても起動時に画面に表示されているひとつのタブしか読み込まず、その他のタブについてはそのタブを選択した時点で読み込む事になります。

ちなみにここの数字を「0」にしたら無制限に読み込むようになるのかなと思って試してみたのですが、それは無理でした。最低「1」に設定されるようです。

Sleipnir4.3.5や4.3.6に比べるとこの4.3.7はかなり普通に使えるようになっています。それでも4.3.4の軽さが懐かしい気もしますけれども。
ただそれはBlinkの問題でもあると思うので、Fenrirのみではなかなか対応が難しいところもあるのでしょう。

手に馴染んでいる事もあって、ChromeやFirefoxをメインに使うくらいならSleipnirを使い続けると思いますので今後とも期待しています。