新しいパソコンを手に入れた時に、何はなくとも早い目にインストールしておきたいのが日本語IMEです。このIMEにはいくつか種類があり、最近ではどれを選んでもそこそこ使えるようになっています。
そんな中、自分がずっと使っているのがJustSystemのATOK。
モバイル端末等にもとりあえずATOK for Androidを入れておくくらいには馴染んでしまっています。
ATOK 角川類語新辞典 / Masaru Kamikura
ただATOKは有償です。
しかも毎年バージョンアップがあり、常に最新バージョンにしようとすると毎年ライセンスを購入する必要があります。現在では月額300円のATOK Passportもありますが、これも1年使うなら3600円かかります。(その代わり手持ちの10台の機器にインストールできます。)
有料の為、毎年購入する人もいれば2年に一度バージョンアップする人や4年に一度最新版を購入する人などもいます。
自分の場合は2008以降バージョンアップせずそのまま今まで使っていました。
単体で購入したのは2007から。翌年に優待版をダウンロード購入し、これ毎年バージョンアップする必要あるのか?とふと思ってからいつの間にかそこそこ年月が経っていました。
でも、最近では郵便番号などに登録されていないものがでてきたりと、さすがにそろそろ新しいものにバージョンアップしようかなと思ったりも。
元々単体で購入していると、バージョンアップするにはAAA優待版というライセンスを購入する事ができます。これは通常版よりも安くなっており、更にDVDではなくダウンロード購入するともっと安くなります。
ですので、バージョンアップするならこのAAA優待版のダウンロード購入でいいかなと思うのですが、実はこのダウンロード版には意外な穴がありました。
今回新しいPCの設定をするのでATOKをインストールしようとした際のこと。
まず2007をDVDからインストールして更にJustMyshopより2008のAAA優待版を再ダウンロードしようとした時です。
ダウンロードページにこんな記載が表示されていました。
本製品は、販売終了から3年が経過したため、ダウンロード提供を終了しました。プログラムをダウンロードすることはできません。ご了承下さい。
Justmyshopでは販売終了から3年が経過した商品については、再ダウンロードができなくなるとのこと。
プログラムファイルをどこにも保存していなかったので、こうなるともうお手上げです。ATOK2008を入手する事はできません。
よくよくFAQページなどを見てみるとダウンロードしたプログラムファイルは保存しておくようにと注意書きまであります。
ダウンロードしたファイルは削除してよいのか?/ダウンロードしたファイルをバックアップしたい
ダウンロードした圧縮ファイルは、ハードディスクから削除せず、大切に保存しておいてください。また、CD-Rなどを利用したバックアップディスクの作成をおすすめします。
ダウンロードしたファイルをCD-RやDVDなどのメディアにバックアップする方法については、Windowsのヘルプなどを参照してください。
全く気がつきませんでした。
どうやら期限が過ぎればどうしようもないようです。
次からはダウンロードファイルはちゃんと保存しておく事にします。
PCの中にはとりあえずインストールしたATOK2007があるのみ。
せっかくなのでこれを機に最新版(最近ATOK 2014 for Windowsが発売された)を購入するか、このまま2007を使い続けるか。
継続課金があまり好きではなく、できる事なら買い切りがいいので今のところATOK Passportは選択肢になし。
ちょっと興味があるのがGoogle日本語入力です。
Android版でのUiがあまりに悪すぎたのでモバイル端末で使用する事はありませんが、PC版ではそれなりに良い評判も聞きます。登録辞書もATOKとの間で互換性があるので、それなりにちゃんと動いてくれそう。
ATOKをバージョンアップするか、一度Google日本語入力をきちんと使ってみるか、悩み中です。