先日普段使いと別のPCにブラウザSleipnirを引っ越ししたのでその時の環境移行でやった事メモ。
違うPCでもSleipnrを使用する場合、とりあえず持って行きたいのはお気に入りと変更した設定です。マウジェスチャや拡張機能、カスタムしたツールバーなどをまた一から構築するのはかなり面倒なので。
目次
Program Files直下のフォルダをコピーしてもダメ
最初は新しいPCにSleipnirをインストールして下記のフォルダ↓
C:\Program Files\Fenrir Inc\Sleipnir
をそのままコピーすれば環境ごと持って行けると思ったのですが、これでは何一つ引き継がれません。何も考えず一回やってみてあれ?っとなりました。
というかよくよく思い返せばこのブログの過去記事にもSleipnirのお気に入りが格納されているフォルダについて書いていたのに、何故それを忘れていたのか。
ちょっとググってみるとFenrirのサポートページにもちゃんとSleipnirの引っ越しについて案内がありました。
→Sleipnir - サポート お気に入り | Sleipnir の設定やお気に入りを他の PC へ移したい | フェンリル
Vista以降とXP以前ではインストールされているファイルの場所や名前が若干違います。以下ではVista以降の環境でSleipnir4の環境をそのまま引っ越しさせた場合の覚え書きです。
Sleipnir4の別パソコンへの引っ越し手順
今回OSは引っ越し元も引っ越し先も共にWindows Vista。
インストールするフォルダは一切カスタマイズせず標準のまま。
Sleipnirのバージョンは4.3.4。
移行先のパソコンへSleipnir4をインストール
まず最初に引っ越し先のPCへSleipniriをインストールしておきます。
インストール後、一度Sleipnirを立ち上げ、何もせずに終了しておきます。
移行元のパソコンから必要ファイルをコピー
引っ越し元のPCからお気に入りや環境設定などの必要なファイルをコピーします。
必要なファイルだけ選んでコピーしても構いませんが、面倒だったのと全部持っていきたかった(キャッシュやクッキー含め)ので設定のフォルダ毎全部コピーしました。
必要なファイルはここにあります(Vista以降)。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Fenrir Inc\Sleipnir
ここの↑「Sleipnir」というフォルダをそのままUSBメモリにコピーして引っ越し先のPCへと移動させました。
そして同名のフォルダへそのまま上書き。
これでSleipnirの引っ越しは終了です。
ひとつ気をつけなければいけないのは、キャッシュ等を含むせいかここの設定ファイルは容量が大きくなりがちです。自分がやってみた時で890MBぐらいありました。おそらく普通に使っていればすぐに1GBくらいは越えるでしょう。
これはSleipnirがどうこうの話ではなく、Blinkを使っている以上仕方がない事だと思います。ただとにかく移動させるファイルの容量が大きくなる分、コピーにそこそこ時間がかかってしまいます。低スペックなPCだとなおさら。
環境移行はのんびりやりましょう。