ちょっとした画像加工やバナーの作成などをやっていると、なんとなくフォントにこだわりたくなり、ついつい色んなフォントを集めてしまったりします。
フリーフォントぐらいで収まっていればいいですが、ライセンスの関係などがあってフリーのものは使いにくいのでそこから有料のものにも手を出したりなど。

パソコンにインストールされているフォントの数が多くなると管理するのもなかなか大変。そもそもフォントが大量にインストールされてるとWindowsの起動自体も遅くなってきます。これは起動時に一旦全部のフォントを読み込んでしまうから。

できれば使用する時だけフォントのがインストールされ、不要な場面ではアンインストールされていると一番便利。

フォント管理はNexusFontが便利

そんなことをしてくれるのがフォント管理ソフトと呼ばれるジャンルのソフト。
有料のものもありますが、フリーソフトでも使い勝手のいいものがあります。

Wndowsで使えるフォント管理ソフトで有名どころは

この2つ。
他にもフォント管理ソフトはたくさん存在しますがメジャーどころといえばこれらになるでしょう。

おそらく今のところ一番人気はNexusfont。
さっと検索してみてもこれを推している記事は非常に多いです。
ただ、ソフトというのは個人によって使い勝手も変わります。いくつか使ってみて最終的に自分の手に馴染むものを使い続けるというのが一番いいでしょう。

実際自分が使用しているのはNexusFont。

評判がいいだけあってかなり使いやすいです。
使い方は簡単。

あらかじめNexusFontで読み込むフォントデータのフォルダを指定しておき、あとはNexusFontを立ち上げるだけ。すると立ち上げている間だけそのフォントが一時インストールされた状態になり、使用可能となります。
NexusFontを終了するとフォントのインストールは解除されるという仕組み。

読み込むフォントはどこに置いていても構わないので、Dropboxにフォントデータを預けておけば、各パソコンにNexusFontをインストールするだけでフォントの使い回しが可能となります。

ただし有料フォントなどの場合、ライセンスの問題があって共有状態でフォントを使用することが許されないケースもありますので、そのあたりは注意しましょう。

NexusFontはGIMPで使えない

そんな便利なNexusFontですが、すべてのソフトウェアに対して有効になるかといえばそうでもなくどうも相性があるみたいです。

Wordなどであればきちんと動作し、NexusFontで読み込んだフォントへの変更が可能になります。しかし中には困ったことに動作してくれないソフトも存在します。例えば画像編集ソフトのGIMP。

そもそも今回の場合、GIMPで画像編集をするときにフォントの切り替えを便利にしたかったのでフォント管理ソフトを探し始めたようなものなのです。
だからGIMPで使えないとわかった時は結構困りました。

どうにかならないかと調べてみるものの、どうやら解決策はない様子。
GIMP質問掲示板

海外でも対応策がいろいろ考えられていましたが、わりと面倒なことしなければならないっぽい感じでした。
How Do You Manage Your Fonts For Gimp? - Page 3 • GIMP Chat

PhotoShop Elementsを購入することに

今回やりたかったのは画像編集ソフトを使用する際にフォントの管理をもうちょっと手軽にしたいということです。
しかしメインで使っていたGIMPではNexusFontが動いてくれません。

わかっている範囲でちゃんと動作するのはAdobe系のソフト。

というような状況ですので、この際せっかくの機会というか以前から欲しかったAdobeのPhotoshop Elementsを購入。

今後の画像加工はこちらでやっていこうかと思います。
NexusFontもしっかり動作してくれました。

GIMPもだいたいPhotoshopと同じようなことはできますが、やはり使い比べてみるとPhotoshopのほうが軽い。Elementsですけれど。
そして同じことをするのにGIMPのほうがどうしても2工程くらい多く手間がかかります。

結果的にPhotoshop Elementsを使い始めることになったものの、今後はかなり作業効率が上がりそうなので良しとしましょう。