何度かこのブログにも書いていますが、ドキュメントスキャナーのFUJITSU ScanSnapには公私ともに活躍してもらっています。ちなみに自分が使っているS1100は一番小さなモデル。
現在(2013/3)のところ、このシリーズの最新版は昨年の11月下旬に発売されたiX500です。
このたびPFUさんからモニターとしてこちらのiX500を借りることができたので、色々と試してみました。
PFU ScanSnap iX500の外観
とりあえず開封してみての第一印象はデカイの一言。
カバーを開けてみるとなおさら大きい。
完全にビジネス仕様という雰囲気です。
自分の場合比較対象がS1100なので、より一層大きく見えてしまうというのもあります。
使用する為に、まずは付属のDVDよりクライアントソフトのScanSnap Managerやドライバなどをインストールしていきます。
しかしかねてよりここで一つの疑問がありました。
それはScanSnap Managerのバージョンについてです。
クラアントソフトScanSnap Managerについて
ScanSnapシリーズは、どれもクライアントソフトであるScanSnap Managerによって操作をする事ができます。そして使う機種によりこのScanSnap Managerのバージョンは微妙に違ってきます。
富士通のScanSnap Managerダウンロードページより引用すると
こんな感じにクライアントソフトのバージョンが違います。
普段S1100を接続しているうちのPCにはScanSnap Manager V5.1L32(2013/3時点)がインストールされています。上記の表を見るとiX500を動かす為には、それとはverの違うScanSnap Manager V6.0L12が必要とのこと。
なおWindows環境です。
調べてみると、どうやら下位であるScanSnap Manager V5.1L32ではiX500が動かない様子。
この場合V6.0L12をインストールしていく訳ですが、そのときに
-
ScanSnap ManagerのV5.1L32とV6.0L12は共存するのか?
それとも上位に上書き? -
V6.0L12に上書きされるのならその上位のクラアントでS1100は動くの?
-
ScanSnap Manager V6.0L12だけになるならiX500とS1100を使い分ける時に何か切り替えなきゃダメ?
などちょっとした疑問が浮かんできます。
場合によってはモニター期間が終わって返却する時に、クラアントのアンインストールと再インストールをしなければいけないのなら面倒だなとか思いつつ。
それについて検索しても特に回答は見つからず、考えてもわからないのでとりあえずインストールして確かめてみる事にしました。
ScanSnap Managerのインストール
さっそく付属DVDからインストール。
インストール前。
ScanSnap Manager V5.1L32。
インストール後。
ScanSnap Manager V6.0L12に変わっています。
起動して確認。
iX500をつないだときのScanSnap Manager。
両面の読み取りが可能になっています。
S1100をつないだときのScanSnap Manager。
読み取りは片面のみになっています。普通にスキャンできました。
結論
上位のクライアントをインストールしておけば接続された機種を自動で識別してくれるようです。実際に試しましたが上位のverで下位の機種も動作しました。
ScanSnap Manager V6.0L12をインストールしていてその後S1100を使い続ける場合、そのまま何もしなくてよさそう。
ではS1100とiX500の両方をPCにつないで同時に起動して動かしてみるとどんな感じになるんだろう?という興味も湧いてきたのですが、なんだか面倒な事になりそうなのでやめておく事にしました。
PFUさんより
同時起動はできないそうです。先に起動した機種が優先されるとのこと。
それよりもたまっている資料や書類をさっさと取り込む事の方が先のようです。