持ち運び用のパソコンとして1年ほどLet' NoteのCF-S10を使ってきましたが、夏くらいには買い換えようと思っていたところ、程よい機種が見つかったので早速手に入れてみました。

手に入れたのは同じくLet's NoteのCF-SX2です。

どうしても光学ドライブがついていて欲しかったので、CF-S10の次に買い換えるのはレッツノートのSXシリーズにしようと思っていました。
SXシリーズはSX1からSX4まで出ており、現在はその次の型番としてCF-SZ5という機種が販売されています。
さすがに最新のものになると余裕の20万越えなのであまり興味もわきません。
もし手に入れるとしてもかなり先の話になるでしょう。

CF-SXのなかでなんでSX2にしたかというと、実は特に理由はなくSXシリーズならどれでもよかったところ中古で状態のいいものがあり、かつ5万円しないくらいの金額だったので飛びついてみたというのが真相です。

左がCF-SX2で右がCF-S10

CF-S10とCF-SX2の外観の比較

今まで使っていたCF-S10とCF-SX2を比べるとスペックは当然ながら2012年に発売されたSX2のほうが上回っています。
ですのでそこを比較してもあまり意味は無いのでおいておきます。

見比べるべきは外観の違い。
2台並べてみると非常によくわかりますが左側のSX2のほうが薄くなっています。

Let's Noteといえばゴツゴツした外見が特徴的ですが、それでも最近の薄型パソコンのニーズに合わせて形が変わりつつあります。10.1型のCF-RZ4なんてLet's Noteと思えないくらい。

それに比べればCF-SXシリーズはまだ分厚いほうですが、でも従来の型に比べればかなり薄くなりました。

薄さをのぞけば全体のサイズはそんなに変わっていません。画像では8セルバッテリーのCF-VZSU76JSが装着されているので出っ張った感じになっていますが、4セルバッテリーのCF-VZSU75JSを装着すると良い感じになります。
そっちはそのうち手に入れるつもり。

ディスプレイが180°開く

実はCF-S10からSXシリーズにしたかった理由のひとつがこれです。
CF-S10が一定までしかディスプレイが開かなかったのに対し、

CF-SX2はベタッと180°開きます。

Let's Noteは持ち運び用なので、普段使用している机の上以外にも膝の上や低めの机など操作することもあります。そんなときに、もう少しディスプレイが開いてくれれば見やすいのに、と思うことが何度もありました。

それもCF-SX2を手に入れたことにより解決。
かなりのイレギュラーな場所であっても、視認性よく快適にパソコンを操作することができるようになります。

方向キーの配列がちょっと使いにくい

CF-S10では方向キーが普通のキー配列から少し下にはみ出していました。

このため普通にキーボードを打ちながら右に手を滑らすと、ちょうどいい位置に方向キーがあり、かなり打ちやすい配列となっていました。

しかしCF-SX2は方向キーの配列が他のキーと同じ並びになっています。

軽く触ってみた感じ、今までの感覚と違ってかなり打ちにくくなっていました。

パームレストの長さが微妙

CF-SX2はCF-S10に比べてキーボードの下部分、パームレストに該当する部分がかなり短くなっています。左側。

実際にキーを打ってみると手首の置き場所が中途半端で、なんとも変な感じに浮いてしまいます。あらためて思い返してみるとCF-S10やCF-N8って本当によく出来たデザインだったんですね。
何も考えず普通に打ちやすいなと思っていましたけど、違う形状のLet's Noteを触ってみてあらためて思いなおしました。

ただ方向キーの話もそうですが、キーボードの形というのは結局慣れだと思っています。どんな変態キーボードだったとしても、しばらく使い続けていればそのうち必ず慣れてきます。

ですから最初の印象で使いにくいなと感じたとしても、使い込めばその違和感は解決されるものです。ただし慣れにはそれなりに時間がかかります。問題はそこまで使い込む気になれる機種かどうか。

正直CF-SX2がそれに該当するのかまだわかりませんが、手に入れた以上はしばらく使い続けるとします。

OSをどうするか

今回入手したCF-SX2の型番はCF-SX2JDHYS。
おそらく法人向けのリース落ちっぽい機種。

ここ数年パソコンはほぼ中古しか入手しておらず、そのどれもがOS無しのものでした。
そこに自分でOSをインストールして使っていたというような状態です。

それが今回のCF-SX2はOSがインストールされています。
Windows7の32bit。もちろんライセンス認証済み。
結構状態のいい中古だったので。
しかもリカバリ領域があるので32bitや64bitのWin7が何度でもクリーンインストール可能。

ここでちょっと問題です。
おそらく今回入手したCF-SX2もCF-S10と同じく1年後くらいには買い替えることになると思います。

処分することを考えると、リカバリ領域の残っているHDDというのは貴重です。
なぜなら中古でもそれなりに売れるから。

ただできればこのご時世、Windows10を使いたい。
ちなみにもう無料アップグレード期間は過ぎているのでWin10を利用するならOS単体で購入してクリーンインストールすることになります。

上書きでこのHDDにWindows10をインストールすると現在のWin7のリカバリ領域は消えてしまうでしょう。それは処分する先のことを考えるともったいない。

ということで、

現在のWin7がインストールされたHDDは抜いて保管
(念のためプロダクトキーだけ調べておく)

別の余っている内蔵HDDを入れてWin10をインストール

それなりに使えるように環境を整えた後、今CF-S10で使っているSSDにコピーして換装

いざヤフオクなどで処分することになったときは、最初に入っていたWin7入りのHDDと入れ替えて出荷

こんな手順で進めていくことにしました。

使っていない内蔵HDDはあるのでとりあえずWindows10単体の入手から手を付けていくことにします。できればProを。
メモリの増設なども含め、しばらくはCF-SX2を弄っていこうと思います。