スマホやタブレットなどのモバイル端末で気軽にメモがとれるような時代になったとはいえ、やはりパッと取り出してサッとかけるという点においては紙とペンにはかないません。
そんな訳でスーツ姿のとき以外は必ず小さなメモ帳を持ち歩いています。
使っているのはロディア No.11。
以前に書いたようにこれに小さなペンを合わせて常に携帯しています。
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ロディアといえば特徴的なのがそのくっきりとした罫線。
この罫線はかなり自己主張の激しい色合いと濃さを持っており、線が細めでインクの薄いペンで書くと文字が見えにくくなるくらいです。
なかにはこの罫線が苦手でロディア以外の似たようなメモ帳を使う人がいるくらい。
ロディアは置いておくと熟成する
さて、ロディアのメモパッドを長らく使っている人ならわかると思いますが、この罫線は時間が経つと変化します。
具体的には若干ピンクがかって薄い色合いになります。
そのくらいになれば細いペン先で文字を書いてもそんなに見えにくくはなりません。
単に罫線に使われているインクが経年変化して薄い色に変わっていくだけなのですが、そうなってくれたほうが使いやすかったので、これを勝手に「ロディアは時間が経つと熟成する」と考えていました。
わざわざそうなってもらうが為にロディアNo.11をある程度の数まとめ買いし、実際に使い始めるまであえて空気に触れさせて放置していたくらいです。
どこまで意味があるのかわかりませんが。
個体差が激しく罫線の濃さは一定ではない
更にこの罫線の濃さはそれぞれ個体差があり一律ではありません。
全部が全部くっきりとした紫の線かといえばそうではなく、中には妙に最初から薄いものもあります。
なんでそうなっているのかといえば、ロディアのメモ帳はインクを手作業で薄めて製作されているため、どうしても個体によって濃さの違いが出てくるのが原因だそうです。
ということで、そもそもロディアは品質自体が安定していないのです。
それもまた一つの味といってしまえばそうでしょう。
白ロディアだけ罫線が薄い
ただ好みとはいえ、あまりにも罫線が濃すぎると文字が読みにくくなり本来のメモ帳としての役割に影響がでてきます。
そんな場合の解決策をひとつ。
ロディアのメモパッドといえばやはりこのオレンジ色の表紙が特徴。
しかし最近ではカラーバリエーションが少し増え、2008年頃に黒表紙のロディア、2014年頃に白表紙のロディアが登場しています。
それ以外には別系統のものとしてドットパッドシリーズも存在します。
ただしこのドットパッドは一番小さいものでNo.12サイズからとなっており、ブロックメモで一般的なNo.11サイズが存在しません。
理由として、フランスではNo.12のほうがNo.11よりよく売れているからだそうです。
その為、今回はドットパッドはおいといてブロックロディアの話のみで進めておきます。このオレンジ・黒・白のそれぞれのロディアは、基本的には中身は一緒です。
ただ比べてみると大きな違いが一つ。
それは罫線の色。
黒とオレンジは一緒です。
しかし白ロディアは、上記の2種類と比べてみると罫線の色がグレーとなっており、ぱっと見ただけでも濃さが違うのがわかります。
つまりロディアの濃い罫線が苦手な場合は、白ロディアを選べばその問題は解決する、という話です。