先月の終わりにブラウザSleipnir6 for windowsが公開されていました。
いきなり飛びつくのもちょっと怖かったので少し様子をみていたところ、トラブルっぽい話も全然聞かなかったのでこのたびインストールしてみました。
ファイルのダウンロードからインストールはいつも通り。
→タブブラウザ Sleipnir 6 - Windows / Mac の先端的ウェブブラウザ
この記事の時点での最新版はver6.0.0.4000。
Sleipnir4とSleipnir5は別々にインストールして同居させる事が可能でしたが、Sleipnir6をインストールするとSleipnir5に上書きされます。
ただし4はそのまま独立して残りますので、結果Sleipnir4とSleipnir6が同じパソコン内に共存する形となります。
つまりSleipnir6はSleipnir5のメジャーバージョンアップという事です。
じゃあSleipnir5はSleipnir4のバージョンアップではないのかという話になりますが、なんとなくこのあたり文章で説明するとややこしいので感覚で理解。
長らくSleipnirを使っている人なら説明がなくてもわかると思います。
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Sleipnir3 → Sleipnir4
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Sleipnir5 → Sleipnir6
という事です。
Sleipnir6を起動させてみる
インストールも済んだので立ち上げ。
Sleipnir5から設定を全部引き継いでいるので見た目は全く変わりません。
通常Sleipnirの起動時にはSite Updatesが表示されますが、自分の場合Sleipnir5の時点で起動時にSpeed dialが表示されるよう設定していたので、それもそのまま。
カスタマイズから検索エンジンのデフォルトをGoogleやYahooなど4種類から選べるところや、
レンダリングエンジンがBlink固定なところも同じ。
当たり前といえば当たり前です。
さらに拡張機能もSleipnir5と同じものが引き継がれて使えます。
そういったわけで、Sleipnir5を使用している時それなりに設定をカスタマイズしていた場合は、Sleipnir6にバージョンアップしたからといって特にどこか弄るような必要はありません。
逆にいえば設定の変更やカスタマイズ方法はSleipnir5と全く同じです。
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Sleipnir6で変わった事
Sleipnir5とあまり変わらないと書き綴っていますが、当然新機能なども追加されているからこそナンバリングも変わっているわけであります。
その変更点とはこちら
→リリースノート
読んでみた限り主にタブ関係の機能や挙動が強化されている様子。
そう思って見てみるとタブの左端になにやら設置されています。
Sleipnir5にあったものとは違う形のボタン。
クリックするとアニメーションとともに表示画面が切り替わりました。
ど真ん中に表示される見慣れないお気にタブという文字。
そしてこの画面自体はキャビネット画面という名前だそうです。
ここからキャビネット画面とお気にタブを実際に使ってみてどうのこうのを記事にしようかと思ったのですが、今現在FenrirのDeveloper's BlogでSleipnir6の新機能についての解説&紹介記事が全10回に渡って連載されているところなので、それが終わるまで待ってみる事にします。
というより、今日初めて触ったところなので機能をそこまで把握できていないのが実情です。ここはFenrirの中の人の解説に期待。
とりあえずSleipnir6にはバージョンアップしておいた方がいい
Sleipnir5を使っていた人ならSleipnir6にアップデートしない理由はないでしょう。
アップデートに失敗さえしなければ挙動がおかしくなる事もありません。
上述しているようにSDEやChrome拡張機能含め、Sleipnir5でできていた事はすべてそのまま引き継げます。それに加えてタブに新機能も追加されている状態。
「お気にタブって何の役に立つの?」みたいな疑問は使っていればそのうち解消されるでしょうから、もちろんそのままずっと触れずに過ごすパターンも考えられますが、とにかく何も悩まずアップデートしていていいと思います。
Flashまわりもちょっと安定してる感じですし。