現在日本ではMixi、Twitter、FacebookなどのSNSがかなりの人気です。
昔はSNSといえばMixiぐらいしかなかったのが、今では次から次へと新しいサービスが現れている状態。しかもなんだか全てに手を出さなければビジネス上、乗り遅れるかのように煽られ、何が面白いかもよくわからないまま振り回されている人も多いのではないでしょうか?
これに最近ではGoogle+も仲間入り。
ちょっとSNSにうんざり気味の人も増えてきた頃でしょう。
そんな中、また新しいSNSが日本に参入しようとしています。
というよりも結構前から上陸しています。
その名はLinkedIn(リンクトイン)
Facebookと比較して、「真面目な」とか「ビジネスマン御用達」などの枕詞を付される、米では老舗のビジネス特化型SNSです。
詳しい内容についてはwikipediaでも→LinkedIn-Wikipedia
実名登録はもちろんの事、勤務先情報を入力するところがビジネス特化型である由縁です。あちらではすでにユーザー数が1億人を超えているとか。
自分の場合ひょんな事から招待されてアカウントを開設しましたが、ほぼ完全放置の状態。まあTwitterもFacebookもMixiも放置しているので特別な事ではありません。
なにしろとっつきにくかったのが、当時は全て英語表記だったこと。このままでは日本で広まる事はないだろうなと思っていたのですが、この間の10月の終り頃、LinkedInの日本語版がリリースされるという情報が入ってきました。
ということで早速、放置状態のアカウントにログイン
どうみても英語のまま。
どこかで設定を弄るのかと上の方のナビゲーションバーを眺めたりクリックしてもそれらしき項目はなし。日本語版がリリースされて以降にアカウント取得した人だけが日本語表示されるのかな?とも思ったのですが、どうやらそうではない様子。
調べてみるとトップページの一番下、【language】より表示言語が変更出来るようです。
日本語へ変更
とりあえず日本語表示になりました。
さてこのSNSは今後日本で広まっていくのでしょうか?
ちなみにLinkedInのアカウントにはいくつかの種類があり、無料のアカウントでは色々と出来ることに制限があります。
その他のアカウントにはどんな種類があるのかといえばこんな感じ
なかなか強気なお値段です。
ライトユーザーが参入してくることはほぼないでしょう。
ということは、フリーのSNSに比べて爆発的なユーザーの増加は見込めないと言えます。しかし考え方を変えれば、フリーで出来るFacebookやMixiがうさんくさい人間の巣窟となりつつある今、逆にまともなSNSの体を守るにはこの料金設定がいい防波堤になってくれるのかも知れません。
今後SNSは、そこに集まる顧客層によって使い分けられる方向へ向かうでしょう。例えばFacebookのファンページとMixiページは対象としている客層が全く違います。一見似たようなサービスに見えても、そこに集まる人の種類に明確な違いが出てきます。
そういった事に気がついている人であれば、今後有象無象のSNSサービスがどんどん出てきてもうまく使いこなせていけるのではないでしょうか。