Firefoxと同様にメーラーThnderbirdもこのたびver17へとアップデートしました。そこで早速バージョンアップしてみたところ、見た目が変更されタイトルバーが消えるという状態になってしまいました。
タイトルバーとはThunderbirdを表示した時に一番上に来る、トレイやソフト名を表示しているバーの事です。
つまりこの部分。
これがこのように消えてしまったのです。
WinXPの環境ではあまり見た目がよくありません。
他のOSではそうでもないようですが、これではThunderbirdがアクティブになっているのかどうかも色合いから判別しづらい有様です。
なおこれは不具合でもバグでもなんでもなく、ver17からの仕様です。ベータ版の頃から、タイトルバーとタブが重ねて表示されるようにUIが変更されています。
Thunderbirdのタイトルバーを表示させる方法
ちなみにバージョンアップした一番最初は、右端にある最小化や最大化のボタンが全く見えなくなっていますが、これはスキンを何回か切り替えるとちゃんと表示されます。
この見た目でも構わないのですが、やはり使いにくいという場合には元の表示に戻せます。
・タイトルバー表示の手順
まず、ツール→オプションをクリック
詳細 → 一般 → 設定エディタをクリック
【最新の注意を払って使用する】をクリック
検索窓に【mail.tabs.drawInTitlebar】と入力
真偽値の値が「true」になっています。
これをダブルクリックで「false」へ変更
これで再びタイトルバーが表示されるようになります。
真偽値の値を「true」と「false」で切り替える事によって、表示・非表示をいつでも変更出来ます。
しかしこのタイトルバーとタブが重なる表示は、今後もずっと仕様となるので早めに慣れておいた方がいいのかもしれません。