今現在2012/09の時点でブラウザFirefox,メーラーThunderbirdともにver15.01です。高速リリースサイクルに乗っ取りこれからもどんどんバージョンアップしていく予定です。
Firefox y Thunderbird / comcinco
それに伴い各種アドオンがバージョンアップに付いてこれず、互換性チェックにより無効化されてしまうという自体が生じておりました。
解決策はアドオンの互換性チェックを無効化すればいいので
Firefox → Add-on Compatibility Reporter
Thunderbird → Add-on Compatibility Reporter for Thunderbird
これらのアドオンを導入すればOK。
ところが今回ふと気づいたのですが、いつの間にやらこのアドオンの「互換性チェックを無視する機能」が効かなくなっています。
例えば
FirefoxならSQLite Optimizerや
Thunderbirdならルーラーバーなど
気づかないほどあまり使用していなかったアドオンなので、そんなに問題はなかったのですが、少し調べてみるとFirefox/Thunderbirdともにver13の時からこの症状はでていたようです。
原因は拡張のAdd-on Compatibility Reporterのせい。
そう言えばいつの頃からかルーラーが出ていなかったような記憶も。
なんで気に留めてなかったんでしょうか?
互換性チェック無視機能を復活
Add-on Compatibility Reporterのレビューにコメントで解決方法が書き込まれていました。
抜き出してみます。
You still need to disable add-on compatibility reporting via the "extensions.checkCompatibility.13.0" setting under about:config (create a "boolean" and set it to "false"). Just like DanyR said below!
とりあえず書いてある通りにやってみます。
Firefoxの場合
URL欄に【about:config】と入力、エンターキーをクリック
警告が出ますがそのまま進めます。
なんか色々ずらっと出てきますが、あまり気にせず適当な場所で右クリック。
表示される項目から「新規作成」→「真偽値」をクリックします。
「新しい真偽値の設定名」というのが出てくるのでとりあえず【extensions.checkCompatibility.13.0】と入力して【OK】
「真偽値を入力してください」と出てくるので【false】を選んで【OK】
こんな感じのが表示されると思います。
ここで一旦Firefoxを再起動
これで互換性チェックが無事無視されたかと思いきや、変わらず。
多分そんな事だろうと思いました。なにしろこのFirefoxは15.0.1です。
再びabout:config画面に戻り、同じやり方で今度は「extensions.checkCompatibility.15.0」と入力します。同じく真偽値は【false】でOK。
(ちなみに最初「extensions.checkCompatibility.15.0a」と入力してみたのですが、こちらではダメでした。)
再びFirefoxを再起動。
表示そのものは変わりませんが
有効化出来るようになっています。
ちょっとやってみます。
有効化されました。
互換性チェックを無視しているだけなので、実際に動くかどうかとはまた別問題です。
あとはさっき間違えて入力した不要なabout:configの項目を消しておけばいいでしょう。
その方法はまた別の記事で。
Thunderbirdの場合
ついでにThunderbirdも同じようにやってみます。
「ツール」→「オプション」
「詳細」→「一般」→「設定エディタ」
警告が出ますが先へ進みます。
あとはFirefoxとやる事は同じです。
真偽値の設定
false
そして再起動。
ver15.0.1と互換性のないルーラーバー(Ruler Bar)などが使えるようになりました。
要は「extensions.checkCompatibility.□□.0」の□部分をその時のバージョンの数値に合わせればいいという事のようです。
それにしても今後バージョンアップのたびにこれをやっていかないといけないのでしょうか?Add-on Compatibility Reporterのバージョンアップで対応して欲しいものです。