Evernoteを使う時にスマホやタブレットを使用する人も多いようですが、自分の場合はほとんどパソコンのみ。モバイル機器で利用するのは軽く中身を閲覧したい時だけです。
その為、手持ちのパソコンには全てEvernoteのクライアントソフトがインストールされています。基本的にブラウザではなくローカルで操作したいので。
Evernote Taiwan User Meetup / othree
Evernoteのクライアントソフトの動きが重い
ところがこのEvernoteクライアントソフト、しばらくすると少し困った現象が起こるようになりました。
それは使い続けるにつれだんだん動きが重くなってくるという症状。
ちなみに環境はWindowsです。
いつの頃からかなんか重いなと感じるようになってきたのですが、最近では立ち上がっても数十秒、ヘタすると数分間は応答無しとなり、真っ白なノートしか表示されないという状態になっていました。
待っていればちゃんとノートが表示されるようになります。
しかしちゃんと表示されてからも、ノートにカーソルをあわせてテキストやチェックなどを書き込もうとするとしばらく待たないといけないという有様。
反応がなくなりしばらくプチフリーズ。ただ入力自体はされてるので、しばらく待つと先ほど書き込んだテキストなどが遅れて記入されるという現象が発生します。
その為、何かを書き込んでもそれが表示されるまでしばらく待たないといけません。
ぱぱっと書き込みたい時など、この応答無しの状態で待たされてしまうのは結構ストレス。
Evernoteクライアントソフトのバージョンが上がればこういった現象は解消されるのかなと思い、何もせずそのまま使い続けていたのですが、一向に改善する気配はありません。
何でもかんでもEvernoteに放り込んでいるわけではないので、ノート数もまだ2100ちょっとくらいしかなく、ローカルのEvernoteフォルダも1.53GBほど。
データベースフォルダがふくれあがっているせいで動きが遅くなっているとはちょっと考えられない容量です。
Evernoteのデータベースフォルダを一旦削除して新しく同期する
いい加減使いにくくなってきたので、どうにか解決方法がないかと調べてみる事にしました。ざっと検索してみると同じような現象になっている人も多かったみたいで、わりとあっさり解決策を発見。
その解決策とは、一度ローカルのデータベースフォルダを削除して同期しなおすという方法。
早速試してみます。
まずEvernoteのデータベースフォルダがどこにあるか探します。
Evernoteを立ち上げて「ツール」→「オプション」。
オプション画面の「全般タブ」にデータベースフォルダへのパスが記載されています。
Windows7環境でカスタマイズせず使っている場合、データベースフォルダは
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Evernote\Evernote\Datebases
↑ここにあります。
AppDataフォルダは隠しファイルになっているので表示させていないと見えません。
このDatebasesフォルダを削除してしまえばOK。
ちょっと不安な場合はこのフォルダをデスクトップにでもコピーしてバックアップしておきましょう。
その後は一度Evernoteを終了させて再起動。
データベースがないのでサインアップを求められます。
サインアップ後、同期を開始。
データベースの容量とネット回線のスピードによって、同期にかかる時間が変わりますので気長に待ちましょう。
一応解決
これでEvernoteの起動時の応答無しや使っている最中のプチフリ現象はなくなりました。ただ、その後使い続けているとやはり動きがもたついてくる事があります。
これはパソコンの性能によるものなのかクライアントソフトがそういう仕様なのかわかりません。もしかしたら今後のバージョンアップにより解決するかもしれませんし、場合によっては再度データベースフォルダを作り直す時がくるかもしれません。
でもかなり動きは改善されましたので、当座はこれで解決です。