Buildings / ビル / TANAKA Juuyoh (田中十洋)
昨日あたりからツイッターのタイムラインで流れていましたが、(株)ワイキューブが東京地裁へ民事再生法の適用を申請したようです。
こちらから→帝国データバンク
ワイキューブ代表の安田佳生氏といえばやはりこの本。
もう何年前になるでしょうか?
その当時読み、こんな考え方があるのかと結構衝撃を受けたような記憶があります。
内容については賛否両論の本でしたが、勢いをすごく感じさせてたと思います。
ただ検索してみると数年前から会社経営についてのネガティブ情報は漏れていたようですね。
本も今ではアマゾンのマケプレで1円。
当時まだ何の資格も持たず、ただのフリーターだった自分がとにかく人生どうにかしなければと思っていた頃、この手の「成功本」・「啓発本」の類は読みあさっていました。
そういえば同じ時期読んでいたこちらの著者の会社も民事再生法の適用。
並べてみるとコンサル会社に不動産デベロッパーという非常に波の荒い業種ですね。
これらの本を読んで自分も何かをしなければなあと思っていた頃、まさか自分が将来法人設立などの起業支援が出来る立場になるとは思っておらず、振り返ってみるとなんだか不思議な感じがします。
ただ、今の自分の立場になり、いわゆる「従業員」よりも「経営者」の立場で物を見なければならなくなり、またその立場にいる人との交流が増えてきて思うのは、「経営者」や「起業家」といわれる人は結構しぶといということです。
企業が設立されてから10年以内に倒産する確率は90%強といわれますが、倒産したらそこで終りではなく、その状況から復活した人達もたくさんいます。
今と違う形であれ、是非ともそのような復活劇を見せていただきたいと思います。