アウトラインプロセッサーのNanaTerryの運用で少しメモ。
NanaTerryはポータブルで動作しますので、パソコンにインストールする必要がありません。解凍したフォルダをUSBメモリに入れたりDropboxに放り込んでおけば違う環境へ持ち歩くことが可能です。
I have a Moleskine problem / simon.carr
他のアウトラインエディターを差し置いて、今このNanaTerryを使っている理由というのは使い勝手の良さもさることながら今でも現役で更新され続けているからです。
この記事を書いている時点(2016/8)での最新版はv1.0.8a。
→NanaTerry - 窓の杜ライブラリ
窓の杜では対応OSがWindows XP/7と表記されていますが、Windows10環境でもちゃんと動作しています。
更新がちゃんとされているということは、一定期間ごとにバージョンアップが行われていることになります。この更新は特に通知などはされません。ある程度の期間が経った頃に窓の杜か作者のブログを見に行って、新しいverが公開されていればダウンロードしてバージョンアップする、という感じです。
Windowsみたいに勝手にアップデートされるというわけでもないので、気が向いたときくらいにバージョンアップしておくぐらいでいいのではないかと思います。
ちょいちょい新機能も追加されていたりしますし。
バージョンアップで設定が消えてしまうソフトウェアもある
さてここでちょっと疑問。
自分の場合、結構間をおいてからバージョンアップすることが多いので、前回どういったやり方でやったのか覚えていません。
インストールするタイプのソフトウェアならたいてい上書きアップデートでバージョンアップできるものがほとんどです。たまに例外はあるものの。しかしポータブル版のソフトウェアの場合は、そうもいかないものもあります。
例えばブラウザのSRWare Iron。
これもポータブル版を使用していますが、バージョンアップする際に新しいファイルをダウンロードしてきて上書きすると以前の設定が全部吹っ飛びます。
特定のファイルのみ上書きをしなければならずちょっと面倒。
しょっちゅうやるなら覚えておけるのですが、わりと間をおいてやっているとどの手順を踏まなければいけなかったかすぐ忘れてしまいます。
最近では動作再生プレーヤーのSMPlayerのポータブル版を最新で上書きした結果、これも設定したものが全部リセットされてしまい余計な作業が発生しました。結果、あとあと忘れてもいいようにどこを設定したのか備忘録代わりのブログを一記事書いたくらいです。
NanaTerryのバージョンアップは上書きで大丈夫
ということで、NanaTerryのバージョンアップ方法についてのメモ。
NanaTerryは新しいverのファイルを全部上書きで問題ないです。
それでそれまでのデータが消えることなくバージョンアップします。
やってみます。
version1.0.6だったものを
上書きしてver1.0.8aに
無事アップデート終了。