最近新しくサイト作成&古いサイトのメンテナンスを計画し、ちょこちょこ進めています。
自分はデザインなどは専門ではありませんのでどう頑張っても「ある程度」のクオリティにしかなりません。それもあってサイト作成の中で一番時間をかけつつ最も力を入れるべきは原稿(テキスト)の部分です。
原稿をまとめるにはアウトラインプロセッサが便利
昔はWordで原稿を作成していました。
しかしWordは重くて扱いにくく途中でテキストエディタに変更。
使用するエディタはメモ帳→TeraPad→秀丸エディタといった具合に変遷を辿っています。
txtファイルを作成するだけなのでなんのエディタを使おうがどれでも一緒です。あとは混乱しないように完成した原稿を整理して保存しておく事が重要。
可能ならサイトのディレクトリ構造にそって保存しておくほうが視覚的にもわかりやすくなりますので、アウトラインプロセッサの使用がおすすめです。
ただアウトラインプロセッサ単体でテキストエディタとしても使おうとしても、なかなか一般的な高機能テキストエディタに匹敵するカスタマイズができるものがありません。
その為書くのはテキストエディタ、保存するのはアウトラインプロセッサという使い分けがベストではないかと思います。
FitzNOTEを使っていたけれども
今まで結構愛用していたのがFitzNOTEというアウトラインプロセッサでした。
今でも機能的には何の問題もありません。
非常に有用なソフトウェアです。
しかしFitzNOTEを使い続けるにはひとつだけ悩みどころがありました。
それはこのソフトウェアが1999年より一切更新されていないという事です。
別に新しい機能などはいらないので、そこについてはこのままで構わないと思います。しかしOSやPCの環境がどんどん新しくなっていくなか、果たしてこのまま動き続けるのか確証がありません。
似たようなアウトラナーとしてStory Editorというソフトウェアがあります。こちらも非常に人気のあるアウトラインプロセッサで、愛用しているという声もよく聞きます。
ただStory Editorも2003年より更新されていない状態です。
そしてどうやらWin8 64bit版では動作しないとのこと。
更新されていないので対応する予定もなさそうです。
こういった事は他のソフトウェアにも言えます。
アウトラインプロセッサというジャンルのソフトは、ある時期より開発が停止しているものが多く、win7以降の、特に64bit版OSでの動作が不安なものがたくさんある印象です。
FitzNOTEをこのまま使い続けてもよかったのですが、情報データを中にため込んだ挙げ句新しいPCでは使えませんとなってしまうとなにかと大変。せっかくなのでそろそろ新しいものに乗り換えてみる事にしました。
とはいえ先ほども書いたとおり、このジャンルは何年も前に開発がストップしているものはほとんどです。有名なNana TreeやNami2000にしても同じく。
有料のものであればWZ EDITORのように現役もありますが、この用途で使うにはフリーソフトの方が望ましいです。
Evernoteでも良さそうな気はしないでもないですが、ノートの並べ替えができない時点でこの手のアウトラインプロセッサとしては役割を果たせません。
そもそもEvernoteは完了した情報やコンテンツをスクラップしておくもので、作業中のものを保存するにはあまり向いていないソフトだと思います。
Nana terryに乗り換え
そこで色々探しまわった結果、候補はいくつかありましたがNana Treeの後継であるNana Terryを使ってみる事にしました。
窓の杜からはこちら
→NanaTerry - 窓の杜ライブラリ
決め手はこのノードにアイコンを表示できる機能です。
FitzNOTEにも同じような機能があり、そのノードが未着手なのか作業中なのか完了しているのか、ツリーを見るだけで一目で把握できるようになっていました。
同じような事ができるアウトラインプロセッサで更新が続いているものを探した結果、Nana Terryに行き着いたという次第です。
ポータブルで丸ごとDropboxに放り込んでおけるので、どこにでも持ち運ぶ事が可能です。なにより現役でバージョンアップされている最中であり、まだまだ新しい機能が追加されていきそうなので今後も期待です。