人間疲れているとよくわからないことをしてしまい、おかげで余計な用事を作り出してしまうなんてことがあったりします。

Fuel Tank - 1986 Bronco II
Fuel Tank - 1986 Bronco II / Marion Doss

最近、普段の足はほとんど原付のレッツ4G
大阪くらいの都市を動き回るには行った先での駐車スペースのことも考えて、90ccクラスぐらいまでの原付が最適です。

そんなある日、メットインを開けてみるとアレ?っということが起きていました。

ガソリンタンクのキャップがありません。
一瞬盗まれた?と思ったのですが、レッツ4Gはシートのメットインの部分を開けなければガソリンの給油口へアクセスすることができず、そのシートを開けるには原付のキーが必要です。

すなわち給油キャップを外すには原付のキーがいるわけで、キーを手に入れただけでタンクキャップのみ盗むという人もそういないでしょう。
こうなると疑うべきは自分自身。

そもそもガソリン自体近くのセルフのスタンドでいれることがほとんどなので、給油口の蓋を外したとすればそのタイミングしかありえません。

どう考えても給油したあとに給油キャップを閉め忘れてそのまま帰ってきたっぽい。しかしそれから少なくとも一日は経っており、その間に何度かメットインは開け閉めした記憶があるのですが、ガソリンタンクが開けっ放しになっていたことに気付かなかった自分が怖いです。

ガソリンタンクが開きっぱなしはさすがに危ない

ちょうど無くなっていることに気付いたのが出先だったこともあり、その時点でどうすることもできなかったので、ちょっとした空き時間を利用してこんな場合どうしたらいいのか検索。

シートを締めているので外へ向けて給油口が剥き出しになっているわけではありません。しかしレッツ4Gが激しく揺れたときなどメットインの中でガソリンが撒き散らかされでもしたら大変です。

それにガソリンはそもそも非常に揮発性の高い液体なので、ずっと外気に触れた状態にしておくとドンドン気化して蒸発していき、それはそれで引火もしやすくなるので危険。

早急にどこかでガソリンタンクの蓋を入手する必要があります。

どこかに原付の給油キャップが売っていないか調べる

レッツ4Gなので、間違いなくスズキの代理店にお願いすれば入手できるとは思います。といっても近くに代理店の心当たりは無く、そもそもどこにあるのか知りません。近所のバイク屋さんにでも聞いてみるのが定石ですが、なにぶん古い種類の原付なのでこういった備品がすぐに手に入るのかは不明。

困ったときのアマゾンでしたが、さすがにアマゾンで探してみても該当するようなキャップはありませんでした。レッツ2のやつはありましたけど。

続いて探したのがヤフオク。
バイクに関しては故障したりなんらかの理由で、分解されたものが部品取りとしてたまに出品されています。

ヤフオクで検索してみると・・・

あった。
ヤフオクはなんでもありますね。

レッツ4Gの物が欲しいのに対して出品されていたのはノーマルのレッツ4の物でしたが、おそらくサイズは合うでしょう。値段も数百円だったので最悪どこでも手に入らなかったらここで落札することにして、一旦ここはスルー。

なおメルカリはこの手のジャンルはほとんどありませんでした。

ガソリンスタンドに聞きに行く

いざとなれば購入できることもわかったので、ちゃんと探してみます。給油キャップを無くしたタイミングがどう考えてもセルフでガソリンを入れたときだったので、まずはそのガソリンスタンドへ。

セルフとはいえ必ず人はいるので管理人事務所みたいなところへ行きます。そして、ガソリンタンクの蓋を無くしてしまいおそらくここで給油したときにそのまま閉め忘れたのだと思うので、いついつくらいに給油キャップの忘れ物なかったですか?と聞いてみました。

キャップの色や特徴・給油していたレーンなどを伝え、探してもらうことしばらく。
出てきました。

セルフのガソリンスタンドでは、どうもこの手の忘れ物はちょいちょいあるみたいです。中でガソリンが飛び散っていないか心配までされてしまいました。
お礼を言って帰路へ。

やはりないと非常に困るものなので、無事見つかってよかったです。