ネット上で動画を見るような時はブラウザ経由で視聴する事が多いので、あまりローカルに動画を保存する事はありません。
しかし全くゼロというわけでもないので動画再生用のソフトウェアのインストールはしています。
以前まで使っていたのはKMPlayer。
ほとんどのファイル形式に対応しているので、これ一つでだいたいなんでも再生する事ができ非常に便利でした。
しかし数年前にPANDORAに買収されたあたりからKMPlayerはおかしくなります。
無料ソフトなので広告の表示が入るのはかまわないのですが、何か意味のわからないexeファイルが紛れ込んでいたり、起動している間ずっとどこかと通信しようとしていたりと挙動がおかしくなってきます。
そのあたりを境にユーザーフォーラムも荒れ放題。
まともに使えたのはver3.6くらいまででしょう。
なおこの記事の時点の最新はver3.9です。
少し前にパソコンを入れ替え、何か動画再生プレーヤーをインストールしようと思ったもののさすがにKMPlayerを候補に入れる事はできなくなってしまいました。
そこで代わりの動画プレーヤーとして使う事にしたのがPotPlayerです。
PotPlayerはKMPlayerからさらに派生したマルチメディアプレーヤーであり、KMPlayerの後継ともいわれています。
そしてKMPlayerよりも軽量でメモリの消費量も少ないというなかなか使い勝手のいいプレーヤーです。
PotPlayerのインストールと日本語
公式ページもしくはミラーサイトよりダウンロードしてそのままインストールすればすぐに使えます。
→Global Potplayer
ver1.6では日本語表示にも対応するようになっていますが、きっちり日本語化するのであれば日本語言語ファイルも有志によって公開されていますので、そちらを利用させてもらいましょう。
→TiltStr::不定期版: PotPlayer
本体と一緒に各種コーデックもインストールされます。
マウスホイールでシーク操作ができるように設定変更
普通に動画を見るるだけなら、特に何もしなくてもそのまま再生すればいいです。
ただ一カ所だけマウスホイールで早送り、巻き戻しなどのシーク操作ができるようにちょっとだけ設定を変更してみました。
以下、設定メモ。
使用しているPotPlayerのverは1.6.53104。64bit版。
スキンはデフォルトのまま、日本語化済みです。
マウスホイールでシークできるように変更
まずマウスホイールで早送り・巻き戻しができるようにします。
PotPlayer上で右クリックし、設定メニューより「環境設定」をクリック。
環境設定画面の左サイドメニューから「マウス」をクリック。
右側にマウスの設定画面が表示されます。
そのマウスの設定画面の中にホイールに関する項目があるので
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ホイール上:後方に移動
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ホイール下:前方に移動
と変更し、下の「適用」をクリック。
これで
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マウスホイールを上に回転:巻き戻し
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マウスホイールを下に回転:早送り
という操作が行えるようになります。
シークの時間の設定変更
この状態では、早送りも巻き戻しも5秒単位で行われる事になります。
今度はその長さを変更。
設定メニューより「再生」→「ジャンプ」
さらにその「ジャンプ」項目の一番下にある「タイムジャンプ設定」をクリック。
「指定時間ジャンプ」という画面が表示されます。
変更するのはその中の一番上にある数値。
たとえばここを「10秒」に変更すると、マウスホイールによるシークが10秒単位で行われる事になります。
好みの数値に変更後、一番下の「OK」をクリックすると変更が反映されます。