2015/7から「Adobe Flash Playerのバージョンが古いためブロック」とSleipnir4で表示される場合の対処法を別記事にしています。
→Sleipnir4で「Adobe Flash Playerのバージョンが古いためブロックされました」と表示されるのでPPAPI版Flash Playerを最新版にして対処してみた
ブラウザSleipnir 4 for Windowsがver4.3.5にアップデートしました。
主な更新内容はBlinkエンジンのバージョンアップです。
早速アップデート。
アップデート作業そのものは特に何の問題もなく終了。
ところがその後Sleipnirを立ち上げて見ると妙な感じになりました。
このブログを開いてみると途中まで表示されるのですが、何かが読み込めずブラウザが固まってしまいます。固まっている状態で何を読み込んでいるの確認すると、どうも広告っぽい感じです。
試しにFirefox(広告を非表示に設定しています)で開いてみると、普通に表示されました。
また楽天か忍者admaxあたりのサーバーがおかしくなっているのかなと思ったのですが、更に他のブラウザで試すとどうやらそうでもない様子。
IronやCoolnovo、Palemoonなどのブラウザでも同じように読み込み途中に固まってしまいます。でも不思議とAnciaやIEなどTridentベースのブラウザでは普通に表示OK。
そして固まったブラウザのエラー表示を見ると「Shockwave Flashがクラッシュしました」となっています。「Shockwave Flash has crashed」だったでしょうか?この段階で、ということは何かFlash Player界隈で不具合が発生したんだろうと見当をつけました。
なお、使用しているOSはWindows Vista SP2。
今回アップデートしたsleipnirはver4.3.5.4000。
ブラウザによってFlash Playerのタイプが違う
Adobe Flash Playerのプラグインは、様々なブラウザに組み込まれていますが、それぞれ種類が違います。
IEとFirefoxでは同じFlash Playerでも違うものになりますし、それらとSleipnirもしくはChromeではまた変わってきます。インストールの仕方にや順序によっては特定のブラウザのFlash Playerが勝手にoffになったりもしくは何らかの形で競合して不具合が生じる事もあります。
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Sleipnirに組み込まれているAdobe Flash Playerのverや有効・無効等の確認をするには、URL欄に「chrome://plugins/」と入力すればプラグイン画面で見る事ができます。
正直なところ、自分もこのあたりの仕組みを完全に理解しているわけではありません。ただなんとなくFlash Playerが原因でブラウザが変な動きをしているようだという見当はついたので、対策してみる事にしました。
解決法
解決法と書いていますが、上述したように完全に仕組みを理解しているわけではないので何故このやり方でなおるのかはよく説明できないところです。
ただ、だいたいこういった場合にはこうすれば正常に戻ったという経験則があるので、そのやり方の説明です。その為、下記の方法について全く保証はできないのでそれだけは書いておきます。
やる事は、IE用とChrome用のFlash Player最新版を再インストールする。
これだけです。
通常Flash Playerを再インストールするには、一度パソコンにインストールされているであろう元々のFlash Playerを完全にアンインストールしてから、というのが正式な手順ですがそれらは一切無視。これは単に面倒だから。
IEを立ち上げ、AdobeのFlash Playerの配布ページにアクセス。
普通にインストール。
その後、今度はSleipnirで同じくFlash Player配布ページにアクセスし、今度は「別のコンピュータのFlash Player」の最新版をダウンロードしてインストール。
これでSleipnir内蔵のFlash Playerも最新版になります。
今回の件はこれで解決しました。
いや、それでもまだver4.3.4に比べて妙な動きというか前と違う挙動をする部分がチラホラあり、ちょっと扱いにくくなっています。そういう意味では解決していないともいえます。
ただこれはSleipnirがというよりBlinkエンジンが原因なのかも。
ver4.3.4のexeファイルを探したい気分です。