先日、米Yahooサイトエクスプローラーを今年の後半に終了するというアナウンスがYahoo公式ブログに掲載されました。

YAHOO in 2001.
YAHOO in 2001. / gaku.

米YahooはBingへの移行が進む中、サイトエクスプローラーのデータ更新も続けていましたが、どうやら完全にBingに移行する為同じ内容のツールは不要と見なしたようです。

単純に検索目的の為にシステムを利用するのであれば、ほとんど何の影響もありません。日本国内のサイトを探すのに、わざわざ海外の検索エンジンを使用する人はそんなに多くはいないはずです。

しかし問題点がひとつだけ。
過去、日本でもYahoo japanによってサイトエクスプローラーは提供されていました。それがYahoo検索エンジンのシステムがGoogleを採用したことにより、昨年より使用出来なくなっています。

その結果、競合サイトのバックリンク調査が出来なくなってしまいました。

日本でサイトエクスプローラーによるバックリンク調査が出来なくなった時の対処法としては、上記の記事でも書いた通り、米Yahooにて調査すれば大丈夫でした。実は国内で使えるSEO用のサイト調査ツールのほとんどは、この米Yahooサイトエクスプローラーを利用しています。

その為米Yhooがエクスプローラーを停止すれば、これらが全て使用出来なくなるという事態が起こります。

一応他にも競合サイトの被リンク状況を調べる事の出来るツールはいくつかあります。

有名なところでは

Open Site Explorer

Majestic Site Explorer

など。

ただしこれらは無料で調べることの出来る範囲には制限があり、もっと詳しく調査したければ有料になります。
お金を払ってバックリンク調査を続けるのか、それともバックリンク調査は行わないとするのか、もしくはまた某かの新しいサービスが始まるのか、しばらく見守る必要がありそうです。