数年前、士業がネット上で営業をする場合のツールはサイト作成(ホームページ)しかありませんでした。

次にサイト&メルマガが最も効力を発揮した時代があり、その後登場したのがブログです。サイトを作成するよりはるかにアクセスを集めやすく、なおかつ当時はブログを書いているだけで結構仕事がきていた時代。

また、この間に圧倒的に会員数を伸ばしたのが当時招待制だったMixiです。
しかし、少しその勢いが衰えだしたころ、ブログでありながらSNS的要素も持ち始めたアメブロが台頭。でも今は再びMixiの会員数が伸び始めているそうですね。

そしてここ数年というか1年ほどの間にやたらと耳にするようにツイッター。
で今のところ最新のツールがfacebook。ちなみにどこかの時代の隙間にセカンドライフなんてものもありましたけど。

とにかくすごい勢いでツールは変化していっています。
セカンドライフの例もあるように、なんでも飛びつけばいいというものでもないでしょうがそれでも次から次へと出てくるツールに対し、さっぱりついて行けないという訳にはいきません。

そんな訳で、今のところ全くノータッチだったfacebookにとりあえず手をつけてみる事にしました。

で、何か案内書的なものはないかと思い入手してみたのがこちらの本。

目次
第1章 世界最大のSNSの秘密
第2章 Facebookの始め方
第3章 Facebook快適活用術
第4章 仕事に生かせる情報収集テクニック

かなり薄い目の本でカラー写真も多く、非常に読みやすいMOOKです。

通常この手の本は
facebookはこのようにして生まれました
       ↓↓
では早速アカウントの取り方を図解入りで説明

のような流れがほとんどなのですが、このMOOKの場合、その間に「twitterやMixiとの違い」などのようにfacebookのポジションというか、他のSNSツールとの違いを長々と説明している為、非常にその立ち位置がイメージしやすくなっています。

また、アカウントは取得したものの、今一facebookって何をやっていいのかわからないという人向けに「とりあえずこれやっとけ」的な活用術が記載されているのもガイドブックとして高性能といえるのではないでしょうか。

そういえば最近facebookの創世記を描いた「ソーシャル・ネットワーク」という映画があり、かなり良い評判でした。

ただ、あの映画に関しては、Facebookを創設したマーク・ザッカ-バーグが直接関わったものではなく、どちらかというとそこと喧嘩してでていった側の人間が携わった映画。

にも拘わらず、結果的にFacebookの知名度を上げているのも面白いものですね。

Facebookから内輪もめの挙げ句に飛び出ていった人間が、Facebookの名前を使いつつ、しっかりと違う場所で稼いでいるという現象が世の中は色々だなと感じさせてくれます。

まあ、Facebookに限らずWordPressでも、最近ならOpenOfficeでも、とにかくオープンソースの世界では内輪もめと分裂騒ぎは付きものです。

会社設立などの業務に携わる人間の中で「仲が良い人同士でサークル的に集まって起業しては絶対にダメ。成長期に必ず分裂するから。」とは良く言われますが、どこの世界もそのジンクスを破るのはまだまだ難しそうです。

いざ中の人間が分裂しても、会社だけはなんとか生き残れるようにやはり最初の設立の段階から株式の持分含め、そのような緊急事態も考慮にいれた組織設計が必要ですね、って書くとなんだか営業くさい文章になってしまいますが、専門職としてはそのあたりも考慮にいれた上で業務に取り組んでいくべきでしょう。

どこかで話がずれましたがとりあえずfacebookのアカウントは取得しようと思います。