先日ブラウザFirefoxとメーラーThunderbirdのver16が公開されました。
ところが公開されてすぐにFirefoxから閲覧履歴が漏洩するという脆弱性が発見され、直後に公開中止。
そして急遽その脆弱性を修正した16.0.1がリリース。
少し様子を見ていたのですが、こちらの方は特にセキュリティ面での問題はなさそうなので遅ればせながらアップデートに踏み切りました。
fxparty-DSC_0066 / Ernest (dwchiang)
Thunderbirdでは、16.0.1にすると文中のリンクをクリックしてもブラウザで開けなくなる等の声もあったようですが、自分の環境では特に問題なし。
しかし予想通り、アドオンの互換性確認を無視してくれるアドオン、
Firefox → Add-on Compatibility Reporter
Thunderbird → Add-on Compatibility Reporter for Thunderbird
この二つがまた機能しなくなっていました。
例えばFirefoxならNinja NinjaやSQLite Optimizerなど
ThuunderbirdならRuler Barなど
いつも通りといいますかチェックの無効化が無効化しています。
Add-on Compatibility Reporterの開発は、もう継続する気がなくなったのでしょうか?
互換性チェックを無視する機能を復活
以前、15.0.1の時に書いた記事とやる事は同じです。
手順説明もほとんど同じ事になりますので、Firefoxの場合だけメモ。
Firefox16.0.1でAdd-on Compatibility Reporterを復活
URL欄に【about:config】と入力
エンターキーを押し、警告も無視して進めていきます。
ズラっと項目が表示されますが、適当な場所で右クリック。
「新規作成」→「真偽値」をクリック
新しい真偽値の設定名に【extensions.checkCompatibility.16.0】を入力してOK
「真偽値を入力して下さい」では【false】を選んでOK
ここで一旦Firefoxを再起動。
アドオンの管理画面に「アドオンの互換性確認は無効化されています」と表示されていれば成功です。
互換性がないアドオンでも有効化されるようになりました。
Thunderbirdも同じやり方でAdd-on Compatibility Reporterの機能を復活させる事が出来ます。