アクションカメラやウェアラブルカメラといってまずぱっと頭に浮かぶのがGoProだと思います。この分野の代名詞といってもいいくらい。

しかし2016年に様々なところで目にしたニュースではあまり明るい話題ばかりではなさそうです。というのもGoProは各種価格帯に応じて6種類ほどの製品を開発していましたが、低価格帯の機種に関しては販売が思ったように伸びずかなり苦戦していた様子。

結果的にローエンドモデルであった「GoPro Hero」「Hero+」「Hero+ LCD」などの販売は2016年中に終了してしまいました。

原因としては、中国製などの同じようなアクションカメラの台頭が挙げられると思います。やはり4~5万するGoProに対して1万円を切る価格で販売され、同じような(あくまで同じような)性能を持った商品がこれだけ市場に氾濫してくると、GoProとしても差別化が難しかったのでしょう。

さて、今回はそんな低価格帯アクションカメラのひとつMUSON MC2について。
SoundPEAT様より提供していただいたので紹介です。

1万円を切る価格ながら高画質のウルトラHD4K録画対応のウェアラブルカメラです。

外観・内容物

化粧箱はわりと大きめ。

頑丈な保護ケースに入っています。

同梱物はかなりたくさん。

付属品は

  • MC2本体

  • 本体防水ケース

  • ハンドルパイプマウント

  • クイックリリースバックル

  • ホルダ

  • ハウジングマウントアダプタ

  • 延長アーム1

  • 延長アーム2

  • 延長アーム3

  • カメラマウントアダプター

  • ネイキッドフレーム

  • フレーム用クリップアダプター

  • ヘルメット固定

  • サポートベルト

  • バッテリー×2

  • クリーニング布

  • 結束バンド

  • バックドア保護

  • USBケーブル

  • ACアダプター

これに加えて説明書。もちろん日本語のもの。

そして遠隔で撮影操作ができるように操作リモコンも付属しています。

バッテリーと充電

バッテリーはMC2本体の下の部分から取り外し可能。

バッテリーの容量は900mAh。
予備にもう一つ付属しているので、長時間撮影する可能性がある場合などは2つ持ち歩くといいでしょう。

ちなみにバッテリーの型番はPG-1050。

充電口のサイズはMicroUSB。
付属のACアダプターとUSBケーブルで充電してもいいですし、スマホなどに利用するモバイルバッテリーでも充電可能です。

記憶媒体はマイクロSDカード

MC2は保存用にマイクロSDカードを使用しますが、これは本体に付属していません。別途購入が必要です。気をつけておく点は、利用できるマイクロSDカードの容量は16GBから32GBとなっているということ。

64GBや128GBのものも突っ込んでしまえが使えるのかもしれませんが、公式には勧めていません。

マイクロSDカードの差し込み口はUSBケーブル挿入口の横となっています。

動画

MC2は動画撮影や写真撮影など多岐に渡って利用できます。
防水ケースも付属しているので30mまでの水中撮影、また車に搭載してのドライブレコーダーとしても活用OK。

で、実際にどの程度の画質になるのかということですが、このMC2を使って撮影された動画がYoutubeにいくつも投稿されてていましたので、それを見ればなんとなくわかると思います。

この価格帯の製品でこれだけのものが撮影できれば十分じゃないでしょうか。

コストパフォーマンスがよくおすすめ

アクションカメラが欲しいけれども何万円もの商品にいきなり手を出すのはちょっと、と考える人にはぴったりな製品だと思います。
リモコンまで付属していますし。

ただ手ぶれ補正機能などはないので、状況によってはガタガタした動画になってしまったりします。そういった機能が欲しいのであれば、もう少し高価なカメラを選ぶといいでしょう。

値段的にも迷うくらいなら買ってしまえばいいぐらいのものですし、棲み分けを考慮したうえで選べば相当コストパフォーマンスのいいカメラです。