パソコンを買い替えたり処分したりするときにちょっと注意しておかなければいけないのが、そのパソコンにインストールされているソフトウェアのライセンス管理です。
最近はインストールしたあとにネットにつないでオンライン認証するソフトも増えてきました。これらの中には、一定期間ネットと通信しなくなると自動的に認証が解除されるものもあります。
パソコンが壊れたりそのまま廃棄してしまうような場合は、この自動でライセンス認証を解除してくれる仕組みは便利。
しかしソフトによっては、パソコンを処分する前に自分で操作してライセンスを解除しておかないと認証されっぱなしになり使用を許可されたライセンス数の上限に達して他のパソコンで同じソフトウェアが使えなくなってしまうものもあります。
Adobeの製品などはその代表格。
今回はAdobe Photoshop Elements14のライセンス解除の手順について。
Adobe Photoshop Elements14はひとつのライセンスで2台までのパソコンで使用することができます。
手持ちのパソコン2台にそれぞれインストールして使っていますが、ちょいちょい買い替えるのでそのたびに手元からなくなるパソコンからライセンスの解除とできればアンインストールも行わなければなりません。
とはいえそこまで頻繁に買い替えているわけでもなく、毎回ライセンス解除ってどうやるんだったっけ?と調べ直しており、それがいい加減面倒になってきたので、以下自分用のメモ。
まずPhotoshop Elements14を立ち上げ写真の編集画面に移動。
そこの「サインアウト」をクリック。
サインアウトの確認画面が立ち上がるので右下の「サインアウト」をクリック。
これでこのパソコンにインストールしているPhotoshop Elements14のライセンスは解除されましたので、あとは通常通りアンインストールしていきます。
これでアンインストールも完了。
新しいパソコンにAdobe Photoshop Elements14をインストールしてそっちでライセンス認証を行うことができます。
ただどういうわけか、旧パソコンで解除したはずのライセンスが認証されたままになっていて、別のパソコンで新しく認証できないときがあります。
その場合は、Adobeのサポートに連絡するとちゃんと対処してくれます。しかしこの種のネット企業の常といいますか、サポートが本当になかなかつながらないので結構大変。できればそうならなくスッとライセンスの移行ができることを祈るのみです。