3日ほど前の記事に「Firefox5はしばらく様子見」などと書いてはみたものの、結局好奇心に負けてしまいバージョンアップしてしまいました。
Firefox Flicks @BAFICI / Firefox Flicks
もちろんアップデートする前に念の為4.0.1はバックアップ。
ポータブル版を使用しているので、丸ごとコピーで簡単に。
ということで早速バージョンアップ。
4.0~に比べて5.0~は動きが速くなったと言われますが、さすが40個以上のアドオンをインストールしていると速いも遅いもありません。
このバージョンがもっさりなのか、単にアドオン詰め込みすぎでもっさりなのか判断がつかないのでそのあたりについての感想も特になし。
描画速度に関しても、元々NoScriptなどの影響で快適にサイト閲覧が出来ているとは言い難かったのでスピードが速くなったのかどうなのかはわかりません。
動きに関してはそんなところですが、さすがにこれだけの数のアドオンをインストールしていると、5に対応しているもの、対応していないものと様々あります。
有名どころはほとんど5に対応していますが、Kamicopi-Add-onやMeasureITなどが未対応なのは地味に困ります。
結局、前の記事にも少し書いたAdd-on Compatibility Reporterをインストールして強制的に対応。
こちらのアドオンはFirefoxの【拡張機能の対応バージョンチェック】を行わないようにしてくれます。
結果、Firefox5へ正式に対応していないアドオンでもFirefox5へのインストールが可能になるという理屈。
強制インストールされた拡張は、アドオン一覧において未対応である旨は表示されるもののグレーアウトしません。
現時点で5へ未対応なGoogle Toolbarなどはこんな感じに。
当然ですが、互換性のチェックを無視するということは
4.0~ → 5.0~ で未対応となってしまったアドオンだけでなく
3.6~ → 4.0~ で未対応になったアドオンもインストール出来るようになります。
有名なところでは
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Thumbnail Expander
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Ninja Ninja
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SQLite Optimizer
など。
例えばSQLite Optimizerの場合
Firefox5には対応してませんとの表示がでますが
【Add to Firefox】をクリックすれば強制インストール出来ます
ただ問題はインストールが可能だというだけで、実際に動くかどうかはまた別の話だということ。
SQLite OptimizerはFirefox5でちゃんと動作してるっぽいですが。
現にJapanizeなどは、インストールは出来るものの、Firefox5で動かそうとすると環境によってはブラウザがフリーズするといった不具合も生じているようです。
Firefox5でJapanizeを使うつもりならGreasemonkey版を使用した方が無難でしょう。
このように、Add-on Compatibility Reporterは全てのアドオンを個別に選択することなくインストール可能にしてしまう為、ものによっては不具合が発生する可能性もあり、検証が必要です。
ちなみに4.0~以降使えなくなっていたNinja Ninja。
インストールはもちろん出来ます。
↓様子を見る限り、Firefox5でもおそらく正常に動作している模様。
ついでにUpdate Notifierなんかもインストールしてみましたが、こちらはFirefox5で動作しているのかは微妙なところ。
確定的な事は言えませんが、少なくとも不具合は生じていません。
そういえばPaleMoonもver5に追いついていたので、そちらも期を見てアップデートしておかなければいけません。