この間の6/22にFirefoxが4.0から5.0へとメジャーバージョンアップしました。
相変わらずバージョンアップ直後はアドオンの対応状況や不具合など不確定要素が多いので、しばらく様子見です。
と言いつつも、2,3日経ったら待ってるのが面倒になってバージョンアップしてしまいそうですが。
ちなみにFirefoxは今後6週間毎にメジャーバージョンアップしていくそうです。
年内にバージョン9.0まで上げる予定だとか。
この【9】という数字を見てもわかる通り、ようはIEのバージョンに数字上追いつかせるのが目的。
もうほとんど名目上みたいなものですね。
新しいリリースサイクル“Rapid Release”と呼ばれるそうです。
本来なら
4.0~ → 4.1.~ → 4.2.~
みたいな感じにマイナーバージョンアップしていくところを、無理矢理見た目上
5.0~ → 6.0~ → 7.0~
のように更新していくということ。
それなりに機能も追加されていくようですが、実質マイナーバージョンアップとあまり変わらないという見方も出来ます。
いずれにせよ、セキュリティの問題がありますので、ユーザーとしては原則バージョンアップについて行くしかありません。
とは言えバージョンアップされて困るのは、アドオンのいくつかが未対応になってしまうという点。
今回も有名どころであれば、現時点では今だGoogleツールバーが未対応だそうです。
その他細々したアドオンも最新バージョンに未対応なのがあるようで、開発者側としてもついて行くのが大変でしょう。
これからは6週間に一度この手の事で頭を悩まされなければならないようです。
さすがにその状況はまずいと考えたのか、Mozillaが公式の拡張機能として「未対応な拡張をFirefoxへ導入可能にする」Add-on Compatibility Reporterがリリースされました。このアドオンの説明はこちらの方がわかりやすいかもしれません。
上で述べたGoogleツールバー for Firefoxなども、このアドオンを利用すればFirefox5へ導入出来るようです。
そうであれば、about:configからの互換性チェック無効でもおそらく同じ事が可能。
「ようです」というのは、まだ自分がFirefox5にしておらず、手もとで確認が出来ない為これ以上の詳細な情報が不明だからです。
ちらほらと、Firefox5にして気持ち動きが速くなったというような声も聞きますので、そのうち試してみたいと思います。