以前にも一度記事にした事のあるクリップボード拡張ソフトのCliborですが、このたびver1.3.0が公開されていたので早速バージョンアップしてみました。
Cliborのバージョンアップ
特に難しい事はありません。
窓の杜かVectorからダウンロードして、旧バージョンのファイルに上書きすれば終了です。
※基本的に無料で使えますが、カンパウェアとなっています。
気に入った方は是非作者様へ送金しましょう。
作者サイトより、新しく加わった機能は
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メイン画面に検索ボックスを表示できるように対応
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クリップボード・定型文の保存ファイルを一つにできるように対応
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クリップボード履歴を格納する処理を遅延させる設定の追加
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クリップボード・定型文の保存ファイルの暗号化保存に対応
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クリップボード複数選択画面の追加
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定型文CSV取込/出力に対応
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常に手前に表示できるように対応
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メイン画面の表示位置をキャレット位置に表示するように対応
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クリップボード履歴の除外リスト機能を追加
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起動パラメータを大幅に追加
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その他
などといったところです。
ざっと見た感じ、クリップボード履歴に関する機能追加が多いようです。履歴の検索自体は以前のバージョンでも可能でしたが、検索窓をメイン画面に表示する事が出来るようになりました。
また検索する際にMigemo検索や正規表現を使えるようになっています。
ちなみにMigemoとはローマ字打ちのまま日本語を検索出来るツールの事です。
例えば【会社】という言葉を検索したいのであれば、通常は日本語入力で「会社」と打ち込まなければなりません。ところがMigemo検索を利用すると、ローマ字で「kaisya」と打ち込んでも「会社」を検索してくれるようになります。
あまりピンとこないかも知れませんが、ファイラーなどを利用していると非常に便利なツールです。
このあたりの設定については、タスクトレイのCliborアイコン右クリック→設定→その他2の画面で変更出来ます。
しかし自分の場合はあまりクリップボードの履歴を多用する事がありません。
どうせ直近の履歴しか再利用しないので、履歴の保存件数も50件に設定しているぐらいです(1000件まで保存は可能)。その為これら履歴関連の機能についてはあまり使う事はなさそうです。
便利そうなところ
今回のバージョンアップで地味に便利だなと思うのは、【クリップボード履歴を格納する処理を遅延させる設定】の機能が追加された事です。
設定画面
今までちょくちょくPDFファイルからテキストをコピーする事が機会があったのですが、何故か失敗する事が多くどうしたものかなと思っていました。
この部分を調整する事により、そこはなんとか解決出来そうです。
ちょっとした事ですが作業効率が変わってくるので非常に助かります。