持ち運び用にしようとヤフオクで中古のCF-W5を手に入れてから面白く弄っています。
さすがにLet's Noteだけあって軽くて頑丈、かつ相当経年劣化しているはずなのにかなりバッテリーが元気。最初からそこそこ傷だらけなので取り回しに気を遣わなくてもいいという点も素晴らしいです。
古めのパソコンには軽いブラウザが最適
ただ発売されていた時期が2006年~2007年ぐらいの時期のものなので、最近のパソコンに比べて動きや処理能力はかなり低めです。CPUもCore2DuoであるといいつつU7500という懐かしの超低電圧モデル。クロック数も1.06GHzしかありません。そしてメモリはMAX積んでいますが最大1.5MB。
これで昨今のCorei5やメモリ4GB以上積んだウルトラモバイルと比べるのは、さすがに無理があるというものでしょうでも近々HDDからSSDへ換装する気でいますので、若干動作については改善されるのではないかと思っています。
これだけ非力なパソコンでは、インストールするブラウザにも少し気を付ける必要があります。なぜなら今時の高機能ブラウザ(SleipnirやFirefoxなど)では、立ち上げるだけで数十秒待たなければいけないほどもっさりしているから。
といいつつSleipnirは真っ先にインストールしていますけれども。
このような古いパソコンでは軽いブラウザが活躍してくれます。
そこでまず最初に導入したのはAncia。
ポータブルに持ち運べるブラウザなので導入も簡単。
思った通り軽快に動作してくれます。
ちなみにこのブラウザはUSBメモリに入れて持ち歩いているので、ネカフェや普段使っていないパソコンなどでは大抵これをメインに使っています。
そして今回久しぶりに使ってみようかと思ってもうひとつ導入したのが、軽量タブブラウザのぶら。です。
タブブラウザの「ぶら。」が復活していた
このぶら。も昔結構よく使っていたブラウザのひとつです。
軽快でそれなりに高機能。
自分がSleipnirやFirefoxその他色んなブラウザを使うときに、まずマウスジェスチャを「↓ タブを閉じる」「↓→ 新規タブ」に割り当て変更するのは、実はぶら。を使っていた頃の名残だったりします。
そんなぶら。ですが、いつの頃からか使わなくなっていました。その理由は開発が停止してしまったからです。
ところが最近調べてみると、どうやら別の方の手によって「偽父版」として復活している様子。これは使ってみなければと思い、再び手を出してみたという次第です。
上記ページ内【DOWNLOAD】と書かれたリンクからzipファイルをダウンロード。
早速偽父版ぶら。を立ち上げ。
軽さは相変わらず。
以前のぶら。に比べて設定できる項目が少し増えています。
これはなかなか良い感じ。
コンポーネントが見つかりませんというエラーが表示された場合の対処法
偽父版も旧ぶら。と同じくポータブルで持ち運べるようになっているので、基本的には解凍してbura.exeファイルを実行すれば立ち上がります。
しかし同梱されているテキストファイルにも書かれていますが、使用する環境のパソコンにおいて、いくつかのdllファイルがインストールされていないと警告が表示されて実行されません。
警告はだいたい以下の3種類。
MFC71.dllが見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決される場合があります。
MSVCR71.dllが見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決される場合があります。
MSVCR71.dllが見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決される場合があります。
もし.NET Framework Version 1.1やMicrosoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージをパソコンにインストールしていた場合は、すでにこれらのdllファイルも一緒にインストールされている事が多いので、これらの警告は表示されずにぶら。(偽父版)がすぐに立ち上がります。
しかし、dllファイルがない時はこれらを入手しなければなりません。
今回導入してみたパソコンでは見事に全てのエラーが表示されました。
なので上記3つのファイル名でググってみてそれぞれのdllファイルをダウンロードして対処。
このサイト↓で検索すれば全部入手可能です。
ちなみにzipファイルの方をダウンロードしています。
そしてダウンロードしたこれらのファイルを
-
mfc71.dll
-
msvcr71.dll
-
msvcp71.dll
次のフォルダの中へコピペ(Vista以降のOSの場合)
C\Widows\system32
これで警告が表示されることなくぶら。(偽父版)が使えるようになります。