このブログにはWordPressプラグインのBroken Link Checkerをインストールしていますので、記事内などでリンク切れが発生した場合すぐに通知されるようになっています。
それで気がついたのですが、今年に入ってからvicuna.jpへのリンクが全て(wp.vicuna.jpなどのサブドメインも含めて)リンク切れとなっていました。
Vicunaといえば古くからWordPressを触っている人にとってはおなじみの有名テンプレートです。カスタマイズ性に優れ非常に人気のあったテーマ。WordPressだけではなく、MovableType向けのテンプレートなども配布されていました。
有名なブログなどでVicunaをベースにしているところも結構あります。このVicunaを更にカスタマイズしたテンプレートも作成され、配布されたりもしています。
しかしWordPressのバージョンが進むにつれ、非推奨となった関数なども含まれていたため最近ではあまり見かけなくなったなという印象でした。
いつの頃からかメンテナンスもほとんどなくなっていたように思います。サイトも放置状態。
リンク切れになっている2014/1現在、公式であった http://vicuna.jp へアクセスすると配布サイトがなくなっています。
最初はサーバートラブルか何かかな?と思っていたのですが、少し情報を集めてみるとどうやらテーマの配布も継続する事はなく、ドメイン自体も契約切れになっている様子です。
vicuna.jpドメインがSuspendedになっている
せっかくなのでvicuna.jpドメインをSiteCheckで調べてみました。
結果
状態がSuspendedになっています。
汎用JPドメインは契約が切れてもすぐに他の人が取得可能になるわけではありません。契約切れから1ヶ月間、JPRS(日本レジストリサービス)の定めた一時凍結期限(保留期間)の間は登録が行えないのです。
上記の情報よりこのvicuna.jpドメインは2014/1/31に保留期間が終了するのがわかります。つまり2/1から新たな管理者の登録が可能なドメインとなるわけです。
このドメイン取得を狙っているなら今月末あたりは争奪戦になるでしょう。
ヤフカテ登録もされていてページランクも6
ついでにグーグルページランクなどもチェック。
結果
グーグルページランクが6でヤフカテ登録済み。
また最初の登録が2006年なのでそれなりにオールドドメインです。
ついでにSEOチェキで見ると、真っ当そうな被リンクもかなりついていました。
その手の業者さんからすると相当魅力的なドメインではないでしょうか。
手放すのはなんだかもったいない
このvicuna.jpドメインはかなり価値のあるドメインです。
このまま放置で消えてしまうという事は絶対にありえないので、一時凍結期限の終了と同時に誰か新しい管理者の物になるはず。
もしオークション市場に出回ればかなりの金額になるでしょう。
自サイトのドメインとして使ってもかなりのパワーを持っています。
中古ドメインはそれなりに扱いが難しいですが。
自分はドロップキャッチなどはしないので傍観するだけとなります。
しかしせっかく一時代を築いた有名ドメインなので、願わくば真っ当なサイトに使われて欲しいものです。