なんとなく気付いていましたが、いつの頃からかサイト上に表示されるグーグルアドセンスにGoogle+へのソーシャルボタンが表示されるようになっていました。
Google Plus Around the World / ePublicist
以前から広告へソーシャルボタンが導入されるような話は聞いていましたが、どうやら今年の10月から本格的に始まった様子です。
→Inside AdSense : +1 でディスプレイ広告の関連性が向上します
表示されるのはディスプレイ広告のみで、広告の下部に+1ボタンが出現します。
広告に対する+1ボタンをクリックする事により、自然と友人や知人にその広告を勧めるという形になり、広告が自然に拡散されていくという仕組みになっているようです。
ちなみに+1ボタンのクリックではサイト主に収益は発生しません。
広告主側から考えるとそれは当然でしょう。
Google曰く
おすすめ情報が表示されるようになることで、ディスプレイ広告はより進化し、広告の利便性や収益も向上します。
とのことだそうです。
ですが、実際の効果のところはどうなんでしょうか?
少なくとも今まで誰かのサイトやブログを見に行った際、そこに表示されているアドセンス広告自体をクリックする事はあっても+1ボタンを押そうと思った事はありません。
コンテンツならともかく、広告を共有したがる人っているのでしょうか?
ちょっと考えてみてもどんな時にそんな行動を取るのか思いつきませんでした。
まあ天才集団の考えている事ですからひょっとしたらものすごくニーズのあるサービスなのかもしれません。ただあまりこの+1ボタンが表示されるようになった事自体が話題になっていないように、今のところ正直なくてもいいかなという感じです。
アドセンスへのGoogle+ボタンの導入以後、ページの表示スピードが落ちたような気がする
気になるのは、この+1ボタンが表示されるようになってから心持ちサイトの表示スピードが遅くなったように感じる事です。
正確に比較して表示スピードを計測したわけではありませんので、あくまで「そんな気がする」といったレベルの話ですが。
でもソーシャルボタンを1個、もしくは広告の数によっては最大3個をページが表示される毎に読み込むわけですから、それが原因でサイトの表示スピードが遅くなるという理屈はなんだか納得できます。
そんな訳で、このアドセンス広告への+1ボタン表示が不必要に思えてきた事もあり、表示させないようにしてみました。
アドセンス広告にGoogle+1ボタンを表示させないようにする手順
アドセンスの管理画面より「広告の許可とブロック」
「広告配信」タグをクリック
ユーザーベース広告の中から「ソーシャル広告-+1関連機能と+1情報を広告に表示します」を停止します。
特に保存とか更新とかといったボタンはありませんので、これでGoogle+のボタンは表示されなくなります。
変更してすぐに非表示にはなりませんが、しばらく時間が経つとちゃんと反映されています。