ブラウザSleinirのver4.3.9がリリースされていたので早速インストールしてみました。

Sleipnir 4 for Windows(4.3.9) をリリースしました。 (フェンリル | デベロッパーズブログ)

リリースノートを見ると今回のアップデートによる変更点は以下のようです。

  • Smartsearch機能の追加

  • SnapCrabの表示ボタンが変更可能に

  • ブックマークフォルダの色指定が可能に

  • Blinkエンジンで印刷プレビューできるようになった

  • 起動速度の改善

  • Blinkの更新

SnapCrabなどは使用していないのでそのあたりの変更点などは何ともいえませんが、それ以外の部分について少し。

Blinkエンジンで印刷プレビューが可能になった

わりと地味な話ですが、この変更はちょっと便利です。

Sleipnir4はレンダリングエンジンをTridentとBlinkの2種類から切り替えて使用する事ができます。また「特定のサイトを開く時だけは常にこのエンジン」というようにあらじめ設定する事も可能。

とはいっても自分の場合、ネットを見て回る時はほとんどBlinkのみで使用していました。ごくまれにIEでなければ表示できないというサイトが未だに存在するので、そんなサイトにぶち当たった時だけTridentに切り替えるというような使い方です。

Blinkエンジンでネットサーフィンをしていて困る事はほとんどなかったのですが、唯一面倒だったのが見ているページを印刷プレビューする時だけはTridentエンジンに切り替えなければいけなかった事です。

今までSleipnir4&Blinkエンジンの状態で印刷前にプレビューしようとすると

Blinkエンジンではこの機能は使用できません。
Tridentエンジンに切り替えますか?

このような案内が表示され、一度Tridentエンジンに変更して同じページを読み込み直さなければなりませんでした。

しかし今回のver4.3.9からはBlinkエンジンのままで印刷プレビューを行う事ができるようになっています。

SmartSearch機能が追加された

今回追加された新機能。
スマートサーチが追加されました。

スマートサーチとはブラウザ内のキーワードを範囲選択(範囲指定?)した時にポップアップが表示され、ボタン一発で任意の検索エンジン(Amazonや楽天など)により検索することが可能になるという機能です。

ボタンも結構種類があります。

なかなか便利な機能です。
ちなみにSleipnir6には先月9月のアップデートで実装ずみ。

SmartSearchを非表示にする手順

さてこのスマートサーチ、非常に便利ではありますが自分の使い方ではあまり必要なさそうでした。

というのも、元々SleipnirにはSuperDrag Extensionという機能があります。
これがあるからこそずっとSleipnirがメインブラウザになっているといってもいいくらいの便利機能。

そしてこのSmartSearchとSuperDrag Extension、機能的な事が結構似ています。その結果、テキストを選択するたびに表示されるSmartSearchが不要になってきたので表示されないように画面から消してしまう事にしました。

スマートサーチ機能はSleipnirの設定でオン/オフを切り替える事が可能です。

以下その切り替え手順についてメモ。

まず「カスタマイズ」をクリック。

続いてカスタマイズ画面から「クライアント」→「検索」

検索エンジンの設定画面の下の部分、「テキストを選択して、スマートサーチを表示する」のチェックを外します。その後「適用」。

これで以降はテキストを選択してもスマートサーチのポップアップが表示されなくなります。必要な時はさっきの箇所にチェックを入れればいいだけ。

Sleipnir4に拡張機能などをたくさん突っ込んでいなければ、今回のver4.3.9は特に目立った不具合などはないと思います。
そろそろver4.3.4あたりで止めている人もアップデートしてみてはどうでしょうか。