Let's Note CF-S10には光学ドライブがついておりDVDの再生などが可能です。もちろんCDの読み取りも可能。
自分は仕事柄CDでデータを受け渡しするときがあるので、それもありレッツノートを選ぶときは光学ドライブのついたSシリーズを選ぶようにしています。
このCD/DVDドライブは、手前にある開閉スイッチを動かすことでディスクカバーを開くことができます。
ただしCF-S10自体の電源が入っていないと、このスイッチは動きません。
たまにあるトラブルとして、この開閉スイッチを動かしてもフタが開かず光学ドライブが使えなくなるというものがあります。
完全に故障していることもありますが、ほとんどは設定が変更されているかちょっとバネがずれているかぐらいの場合が多いです。
先日、CF-S10にWindows7をクリーンインストールしたところ光学ドライブが開かなくなり自力でどうにかしてみたのでそのあたりのメモ。
まず手動でディスクドライブを開ける
先ほどこのCD/DVDドライブはCF-S10に電源が入っていないと開かないと書きましたが、実際は手動で開けることができるようにちゃんと作られています。
公式にもその方法の解説あり。
→パソコンの電源を切った状態で、CD/DVDドライブのトレイを開ける方法を教えてください。 | よくある質問(FAQ)
具体的に見ていきます。
まずCF-S10の液晶ディスプレイを開けたままひっくり返します。裏側の光学ドライブの真裏に「エマージェンシーホール」と呼ばれる小さな穴があります。
ここに何か先の細い物を突っ込んで、
左にスライド。
これでディスプレイカバーは開きます。
もし中にDVDなどが入ったままになっていて、取り出したいときなどはこれでOK。
ついでにバネも確認。
このカバーの付け根の部分にバネがあります。これがディスクカバーを開く動作をしてくれます。
カバーが開かないときはこのバネが外れている可能性がありますので、開けたついでに確認しておきましょう。実は開閉のためのバネはもう一つあり、それはドライブの裏側にあります。
ただそこは一度CF-S10を分解しないと見れない場所にあるので今回は割愛。
BIOSを確認
部品に故障がないのに開閉スイッチでドライブのカバーが開いてくれないときは、BIOSの設定に問題がある場合があります。
ちなみに自分の場合はそこが原因でした。
Windows7をクリーンインストールする際、外付けのドライブからインストールDVDを読み込ませるためにBIOSの設定を変更したのですが、そのとき何かいじってしまっていたみたいです。
このときはBIOSの設定を変更します。
まず、CF-S10に電源を入れ「Panasonic」のロゴが表示されている画面でF2を連打。
見る場所はこの「メイン」のタブ。ここの「光学ドライブ電源」が【オフ】になっていれば【オン】に変更します。
ついでにもう一つ確認。
隣の「詳細」タブの中の「光学ドライブ」が【有効】になっているかも確認。
なっていなかった場合はここも変更しておきます。
変更が終わればF10を押して「保存して再起動」。
なお「光学ドライブ電源」がオフになっているとドライブディスクの通電を示す緑のランプがつかないのでそれで判断すれば?という気もしますが、この緑のランプがついていても「光学ドライブ電源」がオフの設定になっていることは普通にありますので、とりあえずBIOS画面を覗いてみたほうがいいです。