前回の記事でLet's Note CF-SX2メモリを8GBまで増設したので、続いてWindows10をクリーンインストールしていきます。

購入した時点でCF-SX2にはWindows7がインストールされていました。
これからはWin7を使う予定がないので上書きでWin10にしてしまってもよかったのですが、HDD内にWin7の32bitと64bitの両方が再インストールできるリカバリ領域があったのでそれを消してしまうのはちょっともったいないです。

そこで一旦、今CF-SX2で使われているHDDを抜いて保存しておき、別の余っているHDDと換装してそちらへWindows10を0からクリーンインストールしなおすことにしました。

Windows10 Proのライセンスを入手

この前のWin10のAnniversaly Update以降は、ライセンスを認証されたあとにCドライブを交換してもライセンス解除されてしまうことはなくなったようなので、安心して色々できます。SSDに換装するくらいしかしませんけれども。

OS単体で購入することを考えると、今の時点ではオンラインコード版やフラッシュメモリ版などに比べるとDSP版がまだかろうじて安いです。特にWin10 Proの場合は。

よく考えると自分の使い方ではProではなくHomeでもよかったような気がしますが、これから当分の間パソコンは買い替えつつもOSは単体で使い続けることになるので、Win10 Proのほうを入手することにしました。
基本はOS無しのパソコンを購入していく方針なので。

Windows10 ProをCF-SX2にインストール

HDDを入れ替え、空の状態になったCF-SX2にWin10をクリーンインストールしていきます。OS無しのHDDにインストールしていくだけの話なので、Win7だろうがWin10だろうがやることは一緒。なお64bitをインストールします。

HDDはフォーマットもしていない状態でしたが、インストールの途中で自動的にそのあたりはやってくれるのでズンズン進めていきます。インストール場所は「新規」を選択。

手順そのものは難しい部分はありませんが、とにかく時間がかかるのでひたすら待ちます。

Win10のインストールは終了。
その後Windows Updateを行います。

ドライバの割当て

Windows Updateを行った段階で自動的にほとんどのドライバが割りあてられた状態になりますので、そのままCF-SX2を使おうと思えば使えます。しかしホイールパッドがうまく動かなかったりデバイスマネージャーを見てみるとドライバがうまく当たっていないものもありますので、これらは手動で解決していきます。

また、Let7s Note特有のユーティリティ、例えば電源プラン拡張ユーティリティやバッテリー残量表示補正ユーティリティなどなどはWindows Updateで勝手にインストールされませんので自分でドライバを当てていかないといけません。

注意点としてはCF-SX2はそもそもWindows10に対応していないというところです。
Windows 10 アップグレード情報 | パナソニック パソコンサポート

パナソニックの公式ページの情報を見るとわかりますが、CF-SX3から公式にWin10に対応するとされているのでCF-SX2はギリギリのところで対象機種ではありません。
つまりWin10対応済みのドライバが存在しないということです。

CF-SX2のドライバは公式から入手します。
今回手元にあるのがCF-SX2JDHYSなので配布しているのは下記のリンク。
Let's note CF-SX2シリーズ 導入済みドライバー | パナソニック パソコンサポート

見ての通りCF-SX2JDHYSにいたってはWin7までのドライバしか存在しません。

ということでWin7 64bitのドライバをWin10 Pro 64bitのCf-SX2にインストール・割当てしていくことになりました。かなりドライバの種類が多いですが、Windows Updateを当てた直後の今の状態でも基本的に動いてはいるので、数あるなかから必要なものだけ選んでインストールしていけばいいです。

でも選ぶのが面倒だったので、結局上から順にドライバをインストール。
ネットセレクターはさすがに不要だと思ったのでそれは除いて。

順繰りにやっていった結果、インストールできなかったのは

  • 21 Intel USB3.0 extensible Host Controller Driver

  • 44 Intel WIDI Display Software

この2つ。
必要そうなら後でどうにかしようと思いましたが、今のところそんなになくても構わなかったので放置しておくことにしました。USB3.0のポート動いていましたし。

データの移行などをやっていく

パソコンとしてはこれで普通に使えるようになったので、あとは必要なソフトウェアのインストールやデータの移行など。

データ類はほぼDropboxとEvernoteにまとめているような状態だったので、移行も簡単。やっぱりクラウドっていいですね。

少し驚いたのがHDDなのに起動や終了がはやく、アプリなどの立ち上がりもかなり快適だということ。CF-SX2のスペックのおかげなのかWindows10がよくできたOSなのかわかりませんが、サクサク動きます。

もちろんクリーンインストール直後で余計なソフトウェアなどが入っていないということもあります。今までSSDにインストールしたWin10しか使っていなかったので、動きが軽いのはそのおかげかと思っていましたが意外とそうでもないのかも。

SSDに換装するまではその動きにイライラするかなと考えていましたが、わりとこのままでもいけそうです。とはいえSSDに換装はしますけれど。