Sleipnir4になってWebKitが採用されChrome拡張アドオンがインストールできるようになりました。その代わり、かつてSleipnir2で使用していたプラグインや自作スクリプトは動かなくなった様子です。

ただChrome拡張機能は数え切れないぐらい存在し、ほとんどの場合Sleipnir2で使用していたプラグインの代替えを探すことは簡単だと思います。

google chrome poster at old street underground station
google chrome poster at old street underground station / osde8info

そんな訳で自分が使っていたSleipnir2のプラグインの代替えとなるChrome拡張機能を探してみました。それに加えて新しくインストールしたアドオンも少し紹介です。

Sleipnir2で使っていたプラグインの代わりにSleipnir4にインストールしたChrome拡張機能

最初はSleipnir2で使っていたプラグインと同じような機能のアドオン。

Webページショット

Chrome ウェブストア - webページショット - Webpage Screenshot

Sleipnir2で使っていたSnapCrabの代わりです。

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これはページショット撮影用のキャプチャプラグイン。
このブログでも何かを説明する時に写真を多用していますが、スクショを撮るのに非常に重宝するプラグインでした。

似たようなプラグインは他のブラウザにも存在します。
上述したようにChromeならWebページショットというプラグインがありますし、FirefoxならPearl Crescent Page Saver Basicなどのキャプチャ用プラグインがあります。

機能的にも似たようなもので、どれが劣るとかは特にありません。
しかし何故か自分はこのSnapCrabが妙に気に入っており、他のブラウザでスクリーンショットを撮る時もわざわざURLをSleipnirで開きなおしてSnapCrabで撮影する、などということをしていました。

Sleipnir4ではこのプラグインは使えません。
それはSleipnir4へ移行するのをためらっていた理由の一つでもあります。
一応、元々のSnapCrab for WindowsというソフトウェアをインストールしてSleipnir4と連携させる事で利用はできるようですが、やはりブラウザに統合されていたものとは何となく感じが違います。

そこで泣く泣くSleipnir4ではChrome拡張機能のWebページショットに乗り換える事にしました。

Firebug Lite for Google Chrome

Chrome ウェブストア - Firebug Lite for Google Chrome?

見ているWebページの解析や調整などが簡単にできるプラグイン。
Hawkeye - Sleipnirの代わりです。

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これはFirefox等でも有名なFirebugのChrome版で代用。

はてなブックマーク GoogleChrome 拡張

はてなブックマークGoogle Chrome拡張で新しい情報を発見しよう

検索結果にはてなブックマーク数が表示できるSleipnirプラグイン Hatena Bookmarkerの代用です。
これはそのまんま同じようなアドオンがありました。

Greasmonkey

Sleipnir上で様々なカスタマイズを可能にしてくれるSeaHorseというプラグインがあります。これは単体で動くのではなく、SeaHorseスクリプトと呼ばれる自作のスクリプトなどを登録する事により新しい機能がSleipnirに追加されていくというものです。

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このSeaHouse及びSeaHouseプラグインがSleipnir4で動くのかどうなのか気になっていたのですが、検索してみるとこのようなFAQがありました。

Sleipnir 4 for Windows 導入時にユーザーから多く寄せられる質問と回答 (フェンリル | デベロッパーズブログ)

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元々Firefoxなどで利用できるGreasmonkeyスクリプトは、Chrome系ブラウザでも普通に使用する事ができるようになっています。
Sleipnir4もそれに準ずる形になったということでしょう。
ただSeaHorseでしか動かなかったものはどうやらSleipnir4では無理なようです。

試しにこちらの楽天市場のメルマガのチェックを自動で外してくれる Greasemonkey スクリプトをSleipnir4インストールしてみました。

インストールの方法はダウンロードしたjsファイルをSleipnir4の拡張機能管理画面へドラッグ&ドロップするだけです。

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インストール後、楽天の購入画面へ行ってみると無事自動でメルマガ登録のチェックが外れてくれました。

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今回の話とは関係ありませんが正直有料で売ってもいいレベルのスクリプトだと思います。さらに余談ですが、Android版のSleipnirにはこれと全く同じ機能のSleipnir用のプラグインが存在します。

でもよく考えるとGreasmonkeyはプラグインではないですね。

Evernote Web Clipper

Chrome ウェブストア - Evernote Web Clipper

開いているWebページをEvernoteへ送ってくれるプラグインです。
Sleipnir2ではこれに相当するプラグインがなかったので、ブックマークレットを使用していました。

しかしそれが今ひとつ使い勝手がよくなく、あまり利用しなくなっていたので、Sleipnir4からこちらのChrome拡張が使えるようになったのは非常にありがたいです。

Chrome Sniffer

・Chrome ウェブストア - Chrome Sniffer

追記
一時期消えていましたが、名前が変更され復活していました。
Chrome拡張の【Chrome sniffer】がなくなったと思ったら【Appspector】という名前に変わっていた

見ているWebサイトがどんな技術を使っているのか解析して表示してくれるプラグインです。例えばWordPressを使用しているとか、Google Analyticsを設置しているとか、そんな情報がわかります。

これもSleipnir2には該当するプラグインが存在しなかったので、Wappalyzerのブックマークレットを使用していました。
でもいちいちブックマークレットを使用するより、インストールしているだけで自動で表示してくれるこちらのChrome拡張の方が断然楽です。

新しくSleipnir4にインストールしたChrome拡張機能

上記以外にもSleipnir4になって新規にインストールした拡張機能がいくつかあります。以下、その紹介。

Create Link

Chrome ウェブストア - Create Link

FirefoxのMake Linkと同じ機能のアドオン。
色々設定する事により、こちらの希望通りのタグや書式に整形した上で閲覧中のwebページへのリンクをクリップボードへコピーしてくれます。

この記事でもかなり多用しています。とにかく便利。

View Selection Source

Chrome ウェブストア - View Selection Source

ページ内で選択した部分だけソースを表示してくれるアドオンです。
別にページ全体のソースまで表示してくれなくてもいいけど、この部分ってh2タグ使ってるの?みたいな事をちょっと確認する時に便利。
表示されたソースをコピペできないところだけが残念。

Google Analyticsオプトアウトアドオン

Chrome ウェブストア - Google Analytics オプトアウト アドオン (by Google)

Google Analyticsに解析されないようにしてくれるアドオン。
自分が作成したサイトを何回も更新しながら確認する時に、自分のアクセスを除外してくれるので重宝します。

もちろん他の人のサイトを覗く時もGoogle Analyticsのアクセス解析を拒否する事ができます。
ただそれ以外の解析ソフトには意味がないので、あくまでGoogle Analytics専用の解析回避用アドオンです。

PageRank Status

・Chrome ウェブストア - Pagerank

見ているサイトやページのGoogleページランクを表示してくれます。
人が見れるGoogleページランクにはSEO上あまり意味がありませんので、見れたからどうだという話なのですが、なんとなく面白いので表示させています。

今のところSleipnir4にインストールしているChhrome拡張プラグインは以上のような感じ。