昨年入手したDellのXPS M1210。
2013年のこの時期に2007年発売のPCについてどうこう言うのも変な話ですが、なかなか優れものです。
発売されていた当時は15万~20万ほどしていた高機能モバイル?PCです。
OSは可哀想なほどいらない子扱いされているVistaですが、それもSP2にしてしまえばさほど問題ありません。Vistaのサポートが2017年まで延ばされましたが、その限界まで活躍してくれそうな感じです。
このM1210はヤフオクでほとんどジャンクに近いような形で手に入れたPCの為、結構手を加える必要がありました。もちろんその分販売されていた当時の10分の1以下の値段で入手できたので、なんら問題はない訳ですが。
ヤフオク検索 →XPS M1210
ただこちらも普通に素人であり、直せるトラブルと直せないトラブルがあります。
今回はちょっと困った事態に陥りました。
その顛末などを少し。
グラフィックのトラブル発生
当初は普通に使えていたのですが、今年の年初から起動時にスダレのような縦筋が表示されるようになりました。
そのまましばらくすると突然ブルースクリーンになり「memory parity error」という表示がされそこから動かなくなります。
エラーを見て、最初は文字通りメモリに何か不具合が発生したのかと思ったので、メモリを一つずつ別のPCのものと取り替えて確認してみるも解決せず。
最終的には通常には立ち上がらず、セーフモードでのみ起動するという状態に。
ちょっと調べてみるとどうやらこの機種に多く見られるグラフィックの不具合だったようです。検索すると2008年~2009年ぐらいのブログ記事に似たようなトラブルがたくさん記載されています。
対処方法としてはグラフィックチップの再加熱(応急処置、ほとんどの場合再発しているよう)か、グラフィックチップの再実装が必要のようです。
どちらにしても自分の技術ではほぼ不可能です。
もちろんメーカー修理は無理なので、どこか修理してくれそうなところを探してみました。するとこの機種の似たようなトラブルを扱っているブログを発見。
そのブログから辿った先にあったこちらへ依頼する事にしました。
修理から返ってきたXPS M1210
分解して見てもらった結果グラフィックチップの再実装処理をしてもらい、1週間ほどでM1210が帰還。
無事通常通り起動するようになりました。
ただそもそもこの箇所の不具合が多い機種であり(色んな方のブログに書かれています)、再発の可能性は0ではないです。多少使い方を考えた方がいいかもしれません。と言っても使い倒すつもりでいます。
で、無事復活したもののここから環境を整えるのが大変です。
とりあえず手始めにしたのは
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OSの再インストール
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ドライバのインストール
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Windows UpdateとVista SP2の適用
OSのインストールはそんなに難しくなく、わりと短時間で終わります。でもその後が結構面倒。
ドライバ用のCDなんてなかったので、Dellのサイトからこの機種にあったドライバをさがしながらインストール。
その後ひたすらWindows Update。とにかくこれに時間がかかります。
何とかここまで終わったので一旦バックアップ。
次からはこのバックアップしたメディアからリカバリをする事にします。
あとはOfficeを入れたりメモリを増設したりSSDに換装したり、そう言えば無線LANのアダプタがなかったのでこれもmini-cardを入手して装着しましょう。
ちゃんと環境が整うまでまだかなり時間がかかりそうです。