何故かConfirm-addressというキーワードでのアクセスが激増しているので、それについて少し。
※追記2011/9/1
Thunderbird6対応のconfirm-address1.2.6について→こちら
ThunderbirdアドオンConfirm-Addressとは
配布ページより引用
Confirm-Addressは、メールを送信する前にあて先確認ダイアログを表示するThunderbirdアドオンです。また、あらかじめ自分が属する組織のドメイン(例えば"mycompany.com"など、自分の会社のドメイン名)を登録しておくことで、組織外にメールを送る場合は、送信前にそのメールアドレスが強調表示されるため、情報漏えいに対する意識を強めることができます。
プライベートよりはビジネス用途のアドオンですね。
Thunderbirdのバージョンが5になったことにより、Thunderbird3からConfirm-Addressをインストールしていた場合には、互換性が無くなりアドオンがグレーアウトして使用出来なくなります。
配布ページで見ても【互換性】の欄が「Thunderbird 1.0 - 3.1.*」となっているので、5.0~には対応していないのがわかります。
ちなみにこれはConfirm-Address1.2.4での話。
ここでConfirm-addressの本家サイトへ行ってみます。
トップページの【Downloads】をクリック。
そこのxpiファイル置き場を見ると【Supports Thunderbird 5.】となっている【confirm-address-1.2.5-tb.xpi】というファイルがあります。
これをダウンロードし
Thunderbird5にインストールすると、このように互換性OKで普通にインストールされます。
要は
~Confirm-Address1.2.4 →Thunderbird5に未対応
Confirm-Address1.2.5~ →Thunderbird5に対応
ということです。
ここで、どうして他のアドオンのように自動でアップデートもしくはアップデートの通知をしないのか?という疑問が浮かびます。
ここからは明確なソースがないので想像込みの話になります。
Confirm-Address1.2.5は、Thunderbird3未満のバージョンに対応していません。したがって今でもThunderbird2~のバージョンを使用している場合には、Confirm-Address1.2.4をインストールするしかありません。
この状態で【アドオンを自動更新する】に設定していた場合、Confirm-Addressのバージョンが上がれば未対応のアドオンがインストールされる事となってしまい、不具合がでる事が予想されます。
そこでConfirm-Address1.2.4 → Confirm-Address1.2.5へは、手動でしかアップデート出来ないようにしてあるのではないでしょうか。
想像ですけれども。
昨日の記事で【未対応】としたアドオンの中にも同じようなものがあります。
例えば
Quicktext 0.9.10.3 → Quicktext0.9.11.0(ただしBeta版)
Quote Clors 0.3+ → quotecolors-0.3++
これらが自動で更新されてはいませんが(ベータ版もあるので)、Thunderbird5に対応しています。
探せば他のアドオンももっとあるでしょう。