前回の記事でLet's Note CF-SX2のHDDをSSDに丸ごとコピーしたので、続いてSSDに換装していきます。
交換するSSDはSamsung SSD 250GB 750 EVO ベーシックキット 2.5インチ。
CF-SX2からHDDを抜いてSSDへ入れ替え
まずCf-SX2から内蔵されているHDDを抜き出します。
必要なのはプラスドライバー1本だけ。
ACアダプターを抜き、CF-SX2をひっくり返してバッテリーも外してしまいます。
HDDが格納されているのはバッテリーがはめ込まれていた場所の奥。
ここです。
ストッパーみたいな金具がついていますが、これはネジ一つで留められているので、これを外します。
ネジを外した後、金具を左へずらせばそのまま外れます。
奥にHDDが見えるので、引っ張り出します。
右側のコネクタで接続されているので、これを引きちぎらないように注意。
HDDを引っ張り出しきったところでコネクタを抜きます。
今抜き出したHDDとSSDを交換。
引っ張り出す用の取っ手みたいなシールがついていますので、これを付け替えておきましょう。なくてもいいですが、なければ引き抜くときにかなり苦労します。
今までと逆の手順でSSDを格納していきます。
ストッパーも取り付け、バッテリーなども元通りに。
電源をいれて確認
SSDへの換装が終了すれば、CF-SX2の電源をいれます。
通常は一度電源をいれた後に再起動を促されることが多いのですが、このときは何故かそれがありませんでした。
でも念のため一度再起動しておきます。
その後動作を確認。特に問題なし。
ベンチマーク
早さがどの程度変わったかCrystalDiskMarkで確認。
問題なく速くなっています。
換装前のベンチマークを忘れていたので比較ができませんが、動きのはやさは体感できるので十分。
Windows10のライセンスは問題なし
さて、ひとつ懸念事項だったのがWindows10のライセンスについて。
一時期ネットで話題になっていたのが、Winodwo10でライセンス認証されたパソコンのパーツなどの構成を変更するとライセンスが解除されてしまうというものです。
ただAnniversaly Update以降その問題は解決されたといわれています。
Windows7のときのようにOSのインストールされたシステムドライブを換装したとしてもライセンスは解除されないはず。
実際どうだったのか?
こんな感じです。
HDDからSSDへCドライブを換装した結果ライセンスはそのまま引き継がれていました。電話認証とか面倒なことになるかなと考えていましたが、余計な手間がかからなくて一安心です。
ただ今回のCF-SX2はWin7からWin10へ無償アップグレードしたものではなく、Win10を単体で入手したものです。無償アップグレード版のWin10はライセンス形態がまたちょっと違うというような話も噂レベルで聞きますので、そっちはどうなるかわかりません。
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