自分の運営しているサイトのアクセス解析をみていると、以前に比べて世間で使用されているブラウザの種類が本当に増えたなと感じます。
IEやFirefoxがずっと大きなシェアを占めているのは変わりませんが、それに追いつきつつあるのがGoogle Chromeです。次点でSafariですが、これはおそらくiPhoneからデフォルトのブラウザのままWEBを閲覧している方が多いからではないでしょうか。
Photo:web browsers / Sean MacEntee
確かにChromeは使いやすいブラウザだと思います。
何より立ち上がりが早く、描画スピードもかなりのもの。
拡張に関しても、一般的なFirefox程度の機能なら後から付け足す事も簡単。
しかしどうもGoole相手に謎の通信をしている様子があり、そのあたりを気にする人からは少し敬遠されています。
そこで、Chromeを元にしつつGoogleの情報収集機能を取り除き、なおかつ独自の機能を搭載したChromium系のブラウザがいくつか存在しています。
ChromePlus、SRware Iron、Comodo Dragonなどなど。
個人的にはChromePlusの使い勝手があまりにも良くておすすめなのですが、一応Chromium系のサブとしてSRware Ironも導入しています。両方共ポータブル版として。
ところでこのSRWare Ironのポータブル版ですが、実は2種類あります。
1つは公式のPortable-Version、もう1つはPortableApps.comのIron Portable。
両者とも微妙な違いはありますが、そんなに変わりません。
ただバージョンアップする際に、PortableApps版は何も考えずに上書きしてしまえばいいのですが、公式版の場合は上書きをすると以前の設定が全て消えてしまいます。
それが面倒だったので結局PortableApps版に落ち着きました。
→設定を残したままアップデートする方法
現バージョン(10.0.650.1)では対応言語が【Multilinguai】となっており、普通に考えればそのまま解凍で日本語化されるはずなのですが、何故か起動しても英語版のままでブラウザから日本語仕様に変更出来ません。
検索してみると、どうやらバグらしいです。
仕方がないのでちょっと強引ですがこちらの記事のやり方で日本語化。
ちなみにこのバグ、一度修正されたようなのですがまた再発しているようです。
Iron Portable日本語化
任意の場所に保存してあるフォルダ「IronPortable」→「App」→「AppInfo」→「Launcher」へと進み、「IronPortable.ini」ファイルを適当なエディタで開きます。
[Launch]という項目がある(上の方に)のでそこから
CommandLineArguments=--user-data-dir="%PAL:DataDir%\IronPortableData" --lang=%PAL:LanguageCustom%
と書かれた部分を探し出し、以下のように書き換えて保存。
CommandLineArguments=--user-data-dir="%PAL:DataDir%\IronPortableData" ;--lang=%PAL:LanguageCustom%
↑↑わかりにくいかもしれませんが、「--lang」の前に【;】が付け加えられています。
これで日本語化されます。
次のアップデートでは最初から日本語化されている事を願います。