Chrome用のEvernote Web Clipperがver6.0にアプデートしたら以前の設定が全てリセットされていたので元に戻してみました。
Evernote Web Clipperとは、ネット上にある記事や画像などを一発でEvernoteのノートに保存(クリップ)してくれるブラウザの拡張機能です。Chrome用だけでなく例えばFirefoxなどのブラウザ向けにも同じようなアドオンはあります。
Evernote Meetup Paris / Heisenberg Media
Evernoteにクリップしておけば、あとから自分のEvernote内を検索するだけで目当ての記事にたどり着ける上、オフラインでも読む事ができます。それに加えて、もし目的の記事がなんらかの事情でネット上から消えたとしても自分のEvernoteには残っているので安心。
この手のいわゆるあとで読む系のWEBサービスは他にも色々あります。
最近注目されているPocket(旧Read It Later)やInstapaper、それにTwitterやはてなブックマークなども同じように「あとで読むための自分用メモ」として利用している人も多いでしょう。
自分もあれこれ試してはみましたがどれもあまり続かず、一周まわって結局最初に使っていたEvernote Web Clipperに戻りました。
やはりあちこちのサービスに情報が分散してしまうとなんだかややこしくなってしまい、どうしても途中で全部見るのが面倒になってしまいます。
結局原則に立ち返って、情報は全部Evernoteに一元化し必要な時はEvernoteの中だけ探す、というやり方が自分にはあっていたようでした。特にEVERNOTEプレミアムパックを購入してからはアップロードの容量に気を遣わなくてよくなったのも大きいです。
なお、今回バージョンアップしたのはChrome用のEvernote Web Clipperですが、自分はChromeを使っていないのでブラウザのSleipnir4とCoolnovoにインストールして使用しています。
Firefox用は少し使いにくいので放置という状態。
Evernote Web Clipper ver6になったら設定がリセットされた
元々以前のバージョンのWebクリッパーでは、クリップしたページは全てInboxと名付けたノートブックに保存されるようにしていました。
その為にはEvernoteに搭載されているスマートファイリング機能をOFFにしなければなりません。
スマートファイリングとは、クリップした内容を解析して自動的に適切なノートブックへと保存してくれる機能です。
Chrome 用 Evernote Web クリッパーにスマートファイル機能・共有ノートブック機能搭載 | Evernote日本語版ブログ
使いこなせば便利なのかしれませんが、自分がやっているように「どの種類のクリップであっても必ず一度特定のノートブックに保存する」という使い方をする場合には向いていない機能です。
Evernote Web Clipperがバージョンアップしたら、設定がリセットされたのかまたこの機能がONになっていました。そこでとりあえずOFFにする事に。
Evernote Web Clipper ver6のオプション画面でスマートファイリング機能を切る
ver6になって色んな機能が追加された結果、WEBクリッパーを起動した時のULもずいぶん変わっています。
まずはオプション設定の画面を開きます。
とりあえず右上の象のマークを右クリック。
オプションをクリック。
表示されたオプション画面よりノートブックの選択項目にある「スマートファイリングを使用」を「最後に使用したノートブック」に変更。タグの選択は好みで。
これで自分がクリップを保存したいノートブックを最初に選択すると、以後全てそのノートブックに保存されるようになります。