気がつけばFirefoxもver21となっていました。
ユーザーとしては頻繁にバージョンアップする事は構わないのですが、それについて行かなければならないアドオンの開発者はいい加減やる気が失せてきてるのではないでしょうか?
大変だと思います。
目次
ブラウザ上で外部エディタを使用できるIt's All Text!
FirefoxのアドオンのひとつにIt's All Text!というものがあります。
これはブラウザ上のテキストエリア(テキスト入力フォーム)を自分の普段使っているエディタで入力可能にしてくれる拡張機能です。
どういう事かというと、
例えばFirefoxでWordPressの投稿画面を開いた時に入力エリアの右下へカーソルを持って行くと【編集】というボタンが表示されます。
そしてこの編集ボタンをクリックするとあらかじめ設定しておいたエディタが立ち上がり(画像は秀丸エディタ)入力が可能となります。
テキストエディタに入力した内容はCtrl+S等で上書き保存するタイミングで元の入力フォームへ反映される仕組み。
エディタをカスタマイズしている場合にも、そのままその機能が利用できるのでかなり便利です。
ブラウザからGmailを作成する時なども使い慣れたエディタでメールを書く事が可能に。
Firefox21とIt's All Text! ver17.0でトラブル発生
※注)Poratble版のFirefoxを使用しています。
最近Sleipnir4にかまけてFirefoxをあまり触らなくなっていたのですが、いつの間にかIt's All Text!のバージョンも17になっていました。
このたび久しぶりに使おうとして、以前に設定していたエディタのファイルの設定を変更しようとしたところ妙なエラーが発生。
XML パースエラー:定義されていない実体が使用されています。
URL:chrome://itsalltext/content/preferences.xul
行番号:62,列番号:13:
このようなエラーが表示され、It's All Text!の立ち上がりどころか設定の変更画面にすらたどり着けません。
最初は何か他のプラグインとぶつかっているのかな?と思い、まっさらのFirefox Portableをダウンロードしてきてインストールしてみたところ、全く同じエラーが出ます。
試しにPaleMoonにインストールしても同じくエラー。
とりあえずエラーの表示されているファイルを見てみればどうにかなるかなと考えて、このアドオンのファイルitsalltext@docwhat.gerf.org.xpiを解凍してみたものの、何がなにやらさっぱりわからず。
(アドオンのファイルは FirefoxPortable/Data/profile/extensions/にあります。)
お手上げ状態となりました。
ひとつ前のバージョンのIt's All Text! ver1.6.4を使ってみる事に
どうしたものかなと思っていたのですが、ふとアドオン配布ページのコメントをみると、全部以前のバージョンに関してのコメばかりである事に気づきました。
そこにネガティブな内容が見あたらなかったので、ひとつ前のver1.6.4ならまともに動いてくれるんじゃないかと考え、試してみる事に。
ということでバージョン履歴の中から
ver1.6.4を選択。
先にver1.7.0を削除してからver1.6.4をインストール。
試してみたところFirefox21でIt's All Text!が無事動くようになりました。
そのうちバージョン1.8シリーズも正式にリリースされそうなので、そちらの様子をみてからバージョンを上げるかどうか考えてみたいと思います。
その為、当分このアドオンに関しては自動更新off。