タイトルに偽りありですが、「マインドマップ」と名乗っていいソフトウェアは公認されているiMindMapだけだそうです。
しかしiMindMapは最近アマゾン等でも品切れで見あたらなくなっています。売る気はなくなったのでしょうか?
なんだかライセンス契約でガチガチに固めた結果、失速して市場そのものがなくなっていった様々な商品達を思い出してしまいます。
"Artistic mindmap" at atoms&bits 09 / Kim Bach
さて、面倒なのでこの記事の中では放射状思考を図で表現する行為を「マインドマップ作成」で統一しますが、これには便利なソフトウェアがたくさんあります。
本来手書きで作成するものこそがマインドマップらしいのですが、自分のような絵心もなくさほど字も綺麗でない人間からすると紙に向かってカラーペンを握っている段階で思考が停止してしまい、アイデアや考えをまとめるどころではなくなってしまいます。
だ
からPCに向かって手を動かす事を好むわけですが、人によってはやはhり手書きのほうが速くてスムーズという方もおられますので結局好きにすればいいのかなと思っています。
FreemindとXMind
とはいえブラウザで使用出来るもの、PCにインストールして使用するもの、ポータブルでUSBメモリに入れて持ち運べるものなど本当に数え切れないほどマインドマップ作成ソフトが存在しますので、それはつまりデジタルで作成する事にニーズがあるという現れなのでしょう。
旧MindManagerこと現Mindjetのように高価なものから無料ソフトまで幅広くマインドマップ作成ソフトは存在しますが、自分が使っているのはFreemindです。
以前の記事にも書きましたが
インストールせずにポータブル版で使用しています。
長らく無料のマインドマップ作成ソフトとして定番とされていたFreemindですが、ここ数年のい間に対抗馬ともいえる無料マインドマップ作成ソフトが人気となってきています。
それはXMindという中国製ソフト。
色んなブログやサイトを巡ってみても、だいたいこのFreemindとXMindを比較しているコンテンツが多い印象です。
そこでどちらがいいのかという話ですが、自分はXmindを使っていないのでなんとも言えません。機能の違いなどは使わなくても調べてわかりますが、こういったものは最終的に手に馴染むかどうかなので好きな方を使ってみればいいんじゃないですかという話です。
ただその比較のなかでよく言われるのがFreemindは地味とか味気ないということ。
これは一見その通りです。
デフォルトで使用するとFreemindは
こんな感じなので確かに地味です。
それに比べるとXMindは
なんだか色鮮やかな雰囲気。
これだけ見るとfreemindがすごく事務的で味気ない感じではありますが、実際装飾を変更してみるとかなり華やかになります。
と言っても絵心がない人間からするとどう装飾していいかわからなくなってまた思考がストップしてしまいそうですが、そんな時に便利な自動レイアウトという機能があります。
この機能を使うとノードの階層ごとに勝手にフォントの大きさやカラーを変更してくれますのですごく見やすくなります。
ただ自動レイアウトを使っても背景色は変わりません。
真っ白のままです。これが地味さに拍車をかけています。
背景色を変えるには手動で設定する必要があります。
最近までこれを知らなかったのでメモ。
Freemindのデフォルト背景色を変更する手順
メニューバーの「ツール」→「環境設定」
環境設定画面で「デフォルト」をクリック
「標準の背景色」という項目があるのでここをクリック
「白地の背景で印刷」というところにチェックをいれるていると白背景のまま印刷できます。
ここで背景色を設定する事ができます。
サンプル色か、HSBの数値か、RGBの数値で色を選べますのでお好みに。
決定すれば「了解」→「保存」と進み、一旦Freemindを再起動すれば反映されます。