マインドマップやアイデアマップ作成用のソフトウェアにはたくさんの種類があります。
マインドマップは手書きが原則とは言われますが、修正が重なった場合や出来上がりの綺麗さにかけては専用ソフトを使ったほうが格段に上です。
有名どころではiMindMap、MindManager、MindManager Liteなど。
ちなみに商標登録の関係上、「マインドマップ作成ソフト」と名乗っていいのはiMindMapだけだそうです。
それ以外のソフトは「マインドマップっぽいものが作成出来るソフト」という位置づけです。これから紹介するFreemindも同じ理由により「マインドマップ作成ソフト」ではありません。
コーチングにしてもマインドマップにしても、ツールとしては素晴らしいものなのに、このあたりのお金の絡んだドロドロさ加減が面倒ですね。
とりあえず上記のどのソフトもなかなか良い値段しています。
ちょっと試しにという感じで手を出すには少し躊躇する金額。
エクセルやパワーポイントでも出来なくはないですが、専門ソフトに比べると少し扱うのが難しくなります。
そこで今回紹介するのがFreemindというソフト。
無料のマインドマップ作成ソフトです。
そして、出来ればインストールしないで済むものをと思って探してみると、Portable版のFreemindがある事がわかりました。
ポータブル版であればUSBメモリにでも入れてどこでも持ち歩く事が可能。
ちなみに「Freemind」で検索すると、上位表示される老舗のサイトがあります。
しかしそちらのサイトはしばらくの間更新されていないのか、旧バージョンのFreemindしか置いておらず、情報も古いものしかない様子でした。
その為今回の情報源は、現在も活発に活動している「Freemind使おう会」のサイトより入手しています。
Freemind Portable版の入手方法
Freemind使おう会
こちらのページよりFreemind Portableのzipファイルをダウンロード
ここからは上記のダウンロードページに書かれている通りの手順でセットアップを行います。
自分のパソコンのJavaフォルダを開きます。
XP環境であれば
マイコンピュータ→Cドライブ→Program Files→Java→jre6
上記の順番で↑ファイルを開けて進み、jre6フォルダの中身を全て、解凍したfreemindPortableフォルダの中にあるjreフォルダ内へとコピーします。
※FreemindPortableはJava環境で動作する為、この作業をしておかないとJava環境のないパソコンなどで使えなくなってしまいます。
Freemindのページからbinaries for any operating system - maxをダウンロード
リリースファイル一覧よりそれっぽいのをダウンロード
※ダウンロードするタイミングでファイルのバージョンが若干違ってきます。
ダウンロードしたfreemind-bin-maxファイルを解凍
中身を全て「FreemindPortableフォルダ」の中にある「freemind」というフォルダの中にコピーします。
サイトでは「“PortableReadMeFM.txt”の指示に従って、freemindフォルダ内のfreemindbat.iniの1行目を書き換えます。」という案内がされていますが、現行バージョンではこの書き換えをしなくても普通に起動します。
あとはFreemindPortableフォルダ内の「系統思考法.exe」ファイルをダブルクリックで起動すれば正常にFreemindが立ち上がります。
このexeファイルは「Freemind」と名前を変更しておいてもいいかも知れません。