Sleipnirがver4になり、過去のSleipnir2と違ってブラウザ付属のダウンローダーがWebKitに準拠したものとなりました。
設定次第なのですが、以前のSleipnir2ならダウンロードの都度、このように保存先フォルダの選択画面が表示されていました。
これがSleipnir4ではブラウザ下部にダウンロードバーが表示され、選択画面無しにそのまま保存先フォルダへ直送されるようになっています。
自分の場合はブラウザから何かをダウンロードする時は必ず同じフォルダに一旦保存するようにしています。
その為むしろこの仕様のほうが楽でいいのですが、以前のように保存先フォルダをダウンロード毎に指定したい時は少し不便です。
このSleipnir4のダウンロード保存先については、設定する事により保存の際に確認のダイアログを表示するよう変更する事は可能です。
Sleipnir4のダウンロードファイルの保存先を選択できるようにする設定
「ツール」→「エンジン設定」→「webkit設定」
設定画面のダウンロード項目で「ファイルごとに保存する場所を確認する」にチェック
これでWEB上で何かをダウンロードする際に、確認画面が表示され保存先を選択する事が可能になります。
逆に言うと、保存先を別に指定して「ファイルごとに保存する場所を確認する」のチェックを外しておくと好きな場所に保存先を固定する事が可能です。
ついでに何かSleipnir4のダウンロード機能を拡張してくれるようなChrome拡張機能がないかなと探してみたのですが、あまり面白いものは見つかりませんでした。
Sleipnir2のLorikeetのようなプラグインはないものでしょうか?
ダウンロード補助系のプラグインは、Firefoxのアドオンに比べChrome拡張はあまり充実していない印象です。
余談ですが、保存先のフォルダが階層の深いところにあったり、何カ所かあるけれどある程度場所が決まっているので毎回その場所までフォルダを辿るのが面倒、という場合にはフリーソフトのフォルダの足あとを使うと便利です。
これはアプリケーション毎に、過去にファイルを保存したフォルダを記憶し、その保存履歴をブックマークのようにしてワンクリックで保存先フォルダを指定する事ができます。
過去にそのソフトウェアで使用した事のあるフォルダしか表示されない為、不要なフォルダを辿っていく必要がなくなり、かなり作業が捗ります。