無線LANカードが内蔵されていないLet's note CF-N8に色々な無線LANアダプタを装着して使い心地を確かめています。今のところ性能的に気に入っているのは以前の記事で書いたI-O DATAのWN-G300UA。
ただWN-G300UAはアダプタ自体がかなり大きいので、どうしてもノートパソコンに挿すと邪魔になるという点が悩みどころでした。
そこでもう少しサイズが小さめの無線LANアダプタを試してみるべく今回購入したのはBUFFALOのWLI-UC-G301Nです。
開封と初期設定など
同梱されているのは本体と延長用のアダプタ、操作用の付属ソフト(エアナビゲータ)とマニュアル類。
ドライバや付属ソフトは同梱のCDからインストールしてもいいですが、発売から時間が経っているとバージョンが古くなっている事もありますのでBUFFALOの公式ページからダウンロードした方がいいでしょう。
→ドライバーダウンロード WLI-UC-G301N | BUFFALO バッファロー
以前BUFFALOのドライバ配布サーバー内のいくつかのファイルが改ざんされウイルスが混入するという騒ぎがありましたが、現在ではその問題は解決されています。
ドライバのインストールや無線LANの初期設定はマニュアルを見ながら進めていけば特に難しいところはありません。あっさりと終了。
実際にWLI-UC-G301Nを使ってみて
普段からBUFFALO社の製品はよく使っているので操作性など全く問題ありません。扱い慣れている事もあって使いやすいです。
実際にCF-N8に装着してみた感じ、前回の記事のWN-G300UAほど大きくもなくちょうど良い感じです。
多少横に出っ張るのは仕方ありませんがほぼ気にならないレベル。
左右どちらにつけてもキータイピングの邪魔になりません。
それから大きさ以外にもうひとつ気になっていたのが使用中の発熱問題です。
これも稼働中に触ってみると多少ほんのり暖かくなっていますが、通信スピードに影響を与えるほど発熱するわけでもなく、気にならないといって差し支えありません。
熱さの比較対象がWLI-UC-GNMを基準としているのであちらと比べると雲泥の差です。
こっちのアダプタの方が発熱する事なくはるかに安定しています。
WN-G300UAと比べてみて
上述したようにWN-G300UAと大きさを比べると、こちらのWLI-UC-G301Nの方が小さくてノートパソコンに装着していても気にならないレベルです。
↓WN-G300UAを装着した場合。
最初はこのままもうWLI-UC-G301Nに絞って使っていこうかなと思ったのですが、少し気になったのが通信スピードと安定性。
同じルーターを使用するという環境の元で比べてみると、スピードテストの数値などではそこまで差が無いこともありますが、ブラウザの表示等明らかに体感でWN-G300UAの方が通信がはやいです。
図体が大きい分、やはりパワーがあるのでしょう。
WLI-UC-G301Nの場合、BUFFALO社の他の無線LANアダプタと同じく通常使用オード以外に「倍速モード」の使用も可能です。倍速モードを使用すれば通信スピードが今より上がる可能性はあります。
ただし倍速モードを使うためには無線LANの親機がBUFFALO社のルーターAirStationでなければなりません。現在自分の環境では無線LAN親機はBUFFALO社以外のものなので、倍速モードが使えない事になります。
またモバイルルーターや出先のWi-Fiスポットなどで使用する時も倍速モードは使用できません。
素の通常モードで使用するならI-O DATAのWN-G300UAの方が安定していますしスピードもはやいという印象。ただしでかくて邪魔になる。
どっちをメインに使っていくのかについてはもう少し悩んでみたいと思います。
でもたぶんWLI-UC-G301Nを選びそうな気配が濃厚。