ちょっとしたメモ代わりの小ネタ。
NTTの提供しているサービスのひとつにボイスワープ(転送電話)というものがあります。
→NTT西日本|電話のご案内公式|便利なサービス|ボイスワープ/INSボイスワープ
これは固定電話へかかってきた電話を、あらかじめ登録してある電話番号(携帯電話など)へ転送してくれるというサービスです。
個人事業にボイスワープは必須
メールやSNS経由などネットでのやりとりが増えてきている昨今ですが、やはり電話がお客様との最初の接触という事は今でも多いです。業務内容によっては、最初の問い合わせ電話に出られたかどうかで成約するかしないかにまで影響する事もあります。
しかしそうはいっても個人事業であればやらなければならない事も多く、常に固定電話の前に座っているというわけにも行きません。そんな時に非常に役立つのがこういった転送サービスです。
月額使用料もだいたいこのくらい。
→月額使用料|ボイスワープ/INSボイスワープ
注意点
注意点は、固定電話から携帯電話に転送されている際の電話料金はこっち持ちになるという事。転送先を携帯電話にしている場合は固定電話同士に比べて料金が割高になる為、結構この金額が高くなったりします。
通常、固定電話から携帯電話へかける場合は料金を抑えるために事業者識別番号と呼ばれる0088や0036、0033などの4桁の番号を頭につけてからダイヤルすると思います(最近は固定電話の機能として自動で付与される物が多いです)。
しかしボイスワープなどの転送設定で携帯番号を登録する場合は、その頭にこれらの事業者識別番号をつけて設定する事ができません。その為最大限の通話料金がかかってくるのです。
→ご利用上の注意|ボイスワープ/INSボイスワープ
固定電話をつないでいないとボイスワープは使えないと思っていた
NTTのボイスワープの設定は電話機をダイヤルする事で操作します。
ですので、てっきり固定電話を回線につないでいないと転送電話サービスは使えないものだと思っていました。
実はそれもあってしばらく前に固定電話が一時的に使えなくなっていた(回線は使えた)時期、スカイプ番号を購入して固定電話代わりに使っていたりしたのです。
ただあまりに不安定だったのですぐに使うのをやめましたけれども。
回線のみでボイスワープは使える
ところが、後で知ったのですが実はボイスワープは電話回線に電話機を接続していなくても利用する事ができたのです。
モジュラーを電話機に差し込んでいなくても、回線契約が存在するだけでかかってきた電話は携帯電話へ転送されます。(もちろんボイスワープの設定をしていればの話)
固定電話を取り外していた時期、たまたま間違い電話がかかってきて、しかも携帯電話へ転送の設定をしていた事により発見しました。
サービスの仕組みを理解していれば当然の話だったのかもしれませんが、知らなかったものでちょっと驚き。
当たり前の話なのですが、NTTの回線や通信品質はSkypeに比べて比較対象にならないくらい安定しています。これなら固定電話が使えなかった時期、別にSkypeを固定電話代わりにする事なく転送電話のみで乗り切ってもよかったかなと今にして思います。