最近秀丸エディタのライセンスを購入したので少し。

秀丸エディタといえば、数あるテキストエディタの中で、もしかすると日本で一番のユーザー数かもしれないくらいに有名なエディタです。

ちなみにお値段4200円。

エディタとしてはそこそこ高い部類にはいるのでしょうか?
MIFESなどからすると安くも見えますが、フリーのテキストエディタがこれだけたくさん出回っている状態では、そもそもエディタにお金を出すという時点で【高い】と感じる人も多いでしょう。

しかし何十年使おうが、一度支払ってしまえばずっとバージョンアップも無料で使えるわけですから、必要性を感じる人にとっては、異常な格安ソフトでもあります。

また実際にライセンスを購入する前に試用期間がありますので、一定期間無料で試すことが可能です。

またこの試用期間が過ぎれば使えなくなるのかと言えばそんな事はありません。

何回かに一度、起動する時に送金を促すダイアログが表示されるだけです。
エディタ自体の使用そのものには問題ありません。

送金をすれば公式より試用を解除する為のパスワードが送付され、それを入力すると、このダイアログが表示されなくなる仕組み。

ではこのパスワード、ものすごく厳重なものなのか思いきや全くそうではありません。
少し調べれば誰でも手に入れる事が出来る状態です。
おそらく日本中で正規にライセンスを購入せず秀丸エディタを使用している人の数は、相当いると思われます。

念の為言っておきますが、これは完全に違法。

しかし、通常のソフトウェア販売会社ならば厳重なパスワードやアクティベションのシステムを駆使してライセンスを死守するものなのですが、ことこの秀丸エディタの販売者(サイトー企画さん)に限ってはまるでその気配が感じられません。

普通なら不正利用者があふれかえって売上が大打撃をうけるような状態のはず。

なぜこれで成り立っているのかという話ですが、恐らくこういう形じゃないかとと推測されています。

無料のまま使い続けるユーザーがそのまま企業に就職
(学生はそもそも無料)
【IT、Web系企業など】
      ↓↓
手に馴染んだエディタを変更出来ない
      ↓↓
近年、企業においてコンプライアンス重視の傾向
会社内での不正ソフトウェア利用はアウト
      ↓↓
企業が必要数のライセンスをまとめて購入

今ではどうか知りませんが、かつてのライブドアなどでは会社支給のPCには秀丸エディタがプリインストールされていたとか。
つまり毎年毎年それなりにまとまった数のライセンスが購入されるということになります。

もちろんコンプライアンスに関して真摯な企業ばかりではありませんので、そのまま割れ状態で各種ソフトウェアを使用し続けているところもあるでしょう。
(そんな企業が最終的にうまく継続していけるとは思えませんが)

このあたりはまさに、昨今流行のフリーミアム戦略。
一定数のユーザーが支払ってくれる利用料金が全体を支えてくれるという構造。
サイトー企画さんがどこまでを考えてこのスタイルを構築しているのかはわかりませんが、非常に望ましい形で成立しているのではないかと思います。

ちなみに自分の場合。

しばらくダイアログが出る状態で使い続ける。
      ↓↓

もちろん不正ライセンスの存在は知っていましたが、個人事業主&法律業者としてそれをやったら終わりだなと思っていたので割る事はせず。
      ↓↓

前に記事でも書きましたが、この本を読んでキー割り当てを自分に使いやすいように変更したり、欲しいマクロを探して導入したりといじりまくり。
(ちなみにFirefoxなどと同じで、デフォルトのままだとあまり使いやすくないように思います。)

      ↓↓

何回か他のエディタに乗り換えようとチャレンジするも、秀丸エディタが馴染んでしまって何を使っても使いにくいと感じ、出戻る。
(サクラエディタなどは何度も挑戦しましたが結局ダメでした)
      ↓↓

じゃあ、ちゃんとライセンス購入しようか。

大体こんな流れでした。

自分の場合、職業がエンジニアさんとかではありませんので、大半は日本語の文章しか扱いません。
それ以外ならせいぜいHTMLとCSSとPHPをちょっといじるぐらい。

しかしメール・ブログ・サイトの原稿などの執筆、また業務事件簿なんかをgrepで検索して過去情報を集めたりなど、何かとお世話になっています。

これから先も相当長いつきあいになる事でしょう。