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東北の震災より3週間以上が経過しましたが、原発の問題等含めまだまだ安心できない状況が続いております。その中で自分達の仕事に比較的関係してくる法務省オンライン申請システムの稼働状況についてですが、現在次のように案内されています。

運転状況

以下引用

●東北太平洋沖地震およびその余震等の影響について
(平成23年3月28日9時20分更新)
法務省オンライン申請システムの申請の受付等については、次の手続を除き、正常に行えます。

●供託関係手続き
現在、仙台法務局気仙沼支局および盛岡地方法務局一関支局については、オンラインによる供託事務を行うことができない状況となっています。復旧の状況等につきましては、追って本欄にてお知らせいたします。
 また、関東地方においては、東京電力株式会社による計画停電が実施されており、各法務局における事務取扱状況については、各法務局のホームページに掲載しますので、そちらをご参照ください。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

仙台、盛岡の地方法務局についてはオンライン申請による供託業務が現在のところ不可となっています。それに加え関東地方については計画停電の影響で、士業の業務にも支障がでているようです。

法務局での手続きについては行政書士の場合、司法書士の先生方に比べて直接タッチすることは少ないのでそこまででもありません。しかし公証役場への手続きなどはそれなりに影響がでているようです。

停電となると光回線や複合機の電話などがつかえなくなったり、PCその他も使用出来なくなる事がありますので。そうなれば当然ネットも。

震災直後、関東地方で非常に電話がつながりにくくなった時などは、公証役場へ電話がつながらない→FAXもつながらない→仕方がないので定款のチェックは直接持ち込み→OKとなれば一旦事務所へ戻る→委任状を作成、のち時間帯を見計らって電子申請→再び公証役場へ、などのようになっていたようです。

法務局へのオンライン申請も、しばらくの間はなかなか繋がらなかったらしいので、仕方がないので直接持ち込み→電車が止まってる→時間が!などの混乱が起きていた様子。

関西より西側にいると、今回の震災によりすぐに身の回りになんらかの影響が出ているという状況ではありませんが、お客さまの話などからは許認可等の案件で従来の予定を変更される方も出てきております。

完全に回復するにはまだまだ時間がかかると思います。
このような環境においても出来る限り業務を円滑に進める事ができるように、対応を万全にしていく必要があるといえるでしょう。