世の中がこんなに技術を駆使した様々な通信方法であふれかえっているにもかかわらず、なかなか消える気配がないのがFAXです。
自分たちの仕事でも、役所関係とのやりとりが多い事もあってもFAX無しというわけにはいきません。

でも一々受信するたびに印刷するのも面倒なので、ずいぶん前から利用しているのがネットFAXです。ネットFAXを使えば、FAXは全てPDFやTIFFなどの画像ファイルとしてメールで受信する事ができます。

必要なものだけ印刷すればよく、出先でもネット環境さえあれば送られてきたFAXの中身の確認が可能で結構便利。

Shadowfax
Shadowfax / blondinrikard

ネットFAXにはかなり種類があり、使い勝手や料金体系もそれぞれバラバラ。ですので一定期間使用したあと、ちょこちょこサービスを乗り換えています。

現在利用しているのはeFax
受信・送信ともに月間150枚まで無料で使える事もあって、なかなか使い勝手がいいです。少なくともこれから1年間は使い続ける予定。

事務所のFAX番号が変わると行政書士会への登録変更手続きが必要

さて、そんな感じに一定期間ごとにネットFAXサービスを乗り換えていると、当然ながらFAX番号はその都度変わります。
名刺やサイトなどにFAX番号を記載しているのであればこれらもちゃんと変更しておかなければなりません。

そして忘れてはならないのが「行政書士会に登録している事務所のFAX番号の変更」です。
これらの情報は本会のウェブサイトにも掲載されますが(任意で選べる)、それ以外にも2年に一度発行される会員名簿に記載されます。
さほど普段付き合いのない先生などはこの会員名簿経由で連絡をとってこられる事もあり、そして逆にこちらも会員名簿で調べて連絡したり何かを送ったりもしますので、ここを変更しておかないとたまに面倒な事になります。

このあたりの手続きもFAX番号が変わるごとにやっているはずなのに、わりと間が空いてしまうせいかどうやって変更の手続きをしたらいいのか、いつも忘れてしまいます。

そこで自分用メモ。
大阪府行政書士会で事務所のFAX番号が変更した時の手続き手順について。

大阪府行政書士会宛てに変更届出書を提出

まず、変更や届け出に必要な書式を大阪府行政書士会のサイトよりダウンロードします。「書式ダウンロード」のメニューをクリック。
大阪府行政書士会

ここに各種申請する用の書式があるわけですが、そのページを下にスクロールしていきます。

変更登録関係の書式が色々あります。

なお、

  • 事務所

  • 自宅住所

  • 氏名

  • 本籍

  • 属性

  • 事務所の名称

  • 電話番号

  • 住居表示

などの、そこそこ重要な事項を変更する場合には変更登録申請手続きが必要です。
内容によっては添付書類なども揃えなければいけません。
かつ、いくつかの手続きにおいては手数料も必要です。

それに対し、

  • 事務所FAX番号

  • HPアドレス

  • メールアドレス

などの軽微な変更については変更届出書を提出するだけで済みます。
今回はこちらの手続き。

さっそく変更届出書をダウンロード。

あとは印刷し、必要なところを記入して提出するだけです。

ここでちょっと疑問だったのが、「提出って直接本会まで持って行かないと駄目なの?」という部分。
変更登録申請手続きについては、「もし郵送で申請するなら」みたいな感じで解説も記載されていましたが、この変更届け出についてはそれらしき記述がありません。

そこで直接本会に電話で問い合わせてみました。
結果、こっちの変更届出書に関しては記載されている番号宛てにFAXで送信すればそれでいいそうです。

ということで、必要事項を記入した後FAX。
先々たぶん同じ手続きを何度かする事になると思いますので、この手順は覚えておきたいところです。