1年ちょっとくらいタブレット端末のNexus7 2012を使用していましたが、つい先日Nexus7 2013を購入し、乗り換えてみました。
別にNexus7 2012で何か不満があったわけはありません。
しかし2014年の11月にAndroidがlolipop5.0へバージョンアップした事による不具合からしばらく2012版が使い物にならなくなり、結局5.0.2で修正されたものの、その期間になんだか2013もよさそうじゃないかという気持ちが高まってしまったので今回購入してみたという次第です。
そもそも2013以降、Nexus7も順繰りに新しいラインナップが発売されるかなと考えていたのでそのあたりも踏まえてちょっと待ってみようと思っていました。
しかしNexus6やNexus9ばかりが発表され、どうも当分の間Nexus7は2013年版で打ち止めになりそうな雰囲気です。
ならばこの際、手に入れておこうかと思ったのも理由のひとつ。
以下、購入してからしばらく使用してみての感想。
目次
やはりRAMメモリ2GBは快適
Nexus72012と2013の違いについては、色んなサイトやブログなどで散々紹介されているので、細かなスペック比較については省略します。
ただ使い比べてみるとその動きは全然違います。
特に感じるのはRAMメモリ1GB(2012)→2GB(2013)の差。
そしてCPUもNVIDIA Tegra3(2012)→Snapdragon S4 Pro APQ8064(2013)へ代わり、クロック周波数も1.3GHzから1.5GHzへとパワーアップしています。
おかげでアプリの立ち上がりや動作のスピードが相当よくなっています。
Nexus7 2013でも入手後すぐにLollipop5.0.2へとバージョンアップしましたが、特に動きが重くなってしまうような感じがありません。
Nexus7 2012を使っている時はあまりなんとも思っていなかったのですが、やはりよりキビキビした2013を使い慣れてしまうと、Lollipop5.0.2といえども2012版は動作がかなり重かったのだなとより実感できました。
そのくらい動作に違いがあります。
2013の方が軽くて小さい
実際2012と2013を比べてみるとわかりますが、2013の方が横幅・厚みとも少しだけサイズダウンしています。
ちなみに重さも340g(2012)→290g(2013)と軽量化。
50g程度の違いとなっているものの、長時間片手で支える事も多いタブレットとしては、この差は大きいです。
というか持った瞬間「軽っ」と感じるレベル。
わずか50gなんですけれど。
使うかわからないけれどアウトカメラもついている
2012と2013の大きな違いのひとつに、2013からアウトカメラが搭載されたという点があります。
正直タブレットで写真をそこまで撮るかといわれれば、使用するシチュエーションがあまり思い浮かびません。でもデジカメをそこまで持ち歩かず、またスマホも持ち歩かない自分にとっては、何か撮っておきたいときにカメラが使用できるのは安心感があります。
NFCの読み取り感度がかなり良くなっている
以前の記事で、交通系電子マネーのSMART ICOCAの残高確認にNExus7を使っている話を書きました。
使っているアプリはEMoneyReaderです。
しかし正直Nexus7 2012では、本体のパワーのせいなのか単純にそういった仕様なのか、異常に読み取りの感度が悪く、本体裏にICOCAカードを押しつけてもアプリが立ち上がってくれず、残高を見たいだけなのにやたら時間がかかってしまうという有様でした。
それがNexus7 2013になって劇的に改善。
多少反応の悪い時はあるものの、ほとんどの場合すっとアプリが反応してデータを読み取ってくれるようになりました。
ちょっとしたことですが、カードを押しつけた時にすぐ読み取ってくれると何度も同じ動作を行わなくて済み、ストレスも軽減します。
Nexus7 2013に買い換えて正解
当初はせっかくなのでWindoewsタブレットに手を出してみようか、若干色が違うもののSurfaceあたりも検討しようかと色々考えていたのですが、Nexus7 2013を購入してみてよかったと思っています。
またNexus7 2013はLollipop5.0.2にするとWi-Fiがつながりにくくなるというような噂も聞いていたのですが、自分の環境ではそれは起こっていません。
とりあえず快適の一言です。
相変わらず外出時はガラケー+タブレット端末というのが標準装備なので、当面の間は活躍してくれるでしょう。