先日やよいの青色申告09からやよいの青色申告14へとバージョンアップしましたが、それ以降変なアプリがタスクトレイに常駐するようになりました。
パソコンを起動するのと同時にこのソフトも起動してその後ずっと常駐します。

見てみると弥生メッセージセンターというソフト。
クリックするとメッセージ画面が表示されます。

以前はやよいの青色申告のナビゲーター画面の下のあたりにメッセージが表示されていたように思いますが、どうやらやよいの青色申告14から少し変わりメッセージセンターだけ別アプリとして動くようになったようです。

常駐したところでパソコンに負荷はかかることこそあれ特別メリットのようなものはありません。重要なメッセージがあるなら、従来のようにやよいの青色申告14を起動した時に表示すればいいだけ。

甚だ迷惑なので、弥生メッセージセンターがスタートアップ時に起動しないように、もしくはどうにか常駐しないようにできないものか調べてみました。

なお環境はWindows7 64bitです。

やよいの青色申告14の設定では弥生メッセージセンターをスタートアップから外せない

まず最初に、弥生メッセージセンター表示画面の右端に設定ボタンがあったので、ここからどうにかできないかクリックしてみました。

ところがここで設定変更できるのはメッセージセンターの画面を表示させるかどうかだけで、起動も常駐も何も変更できません。

続いてWindowsのスタートアップフォルダを覗いてみました。
しかしスタートアップには弥生メッセージセンターらしきソフトが登録されていません。これは面倒なパターンです。

もしかしてレジストリを弄らないといけないのかな?と思いながら少し検索してみると、この常駐を迷惑に思っている人は他にも相当いるらしく、いくつか対処法を発見しました。

以下、それを試していきます。

パソコンの電源を入れた時に弥生メッセージセンターが勝手に起動しないように設定変更

スタートアップに登録されていませんので、Windowsのサービスからスタート時の自動起動を停止します。

スタートメニュー→「コンピューター」の上で右クリック→「管理」をクリック

「コンピューターの管理」画面から「サービス」をクリック

サービス一覧がずらっと表示されます。
この中から「弥生メッセージセンターサービス」を探し、右クリックして「プロパティ」。

プロパティ画面が開きます。

真ん中のスタートアップの種類を「無効」にして右下の「適用」をクリック

その下の「サービスの状態」部分については開始にしようが停止にしようがこの後の挙動に変化がなかったのでよくわかりません。

ともあれ、これでパソコン起動時に弥生メッセージセンターが起動することはなくなります。ただしやよいの青色申告14を立ち上げると、同時に弥生メッセージセンターは起動し常駐します。

あくまでパソコン起動時に弥生メッセージセンターが立ち上がらなくなるだけです。それでもこの設定をしないよりまし。

強制的に常駐するので、やよいの青色申告14を終了させても弥生メッセージセンターはタスクバーにずっと居座ります。やよいの青色申告14の終了と同時に弥生メッセージセンターも終了してくれれば問題ないのですが、何故かそういう仕様にはなっていません。

常駐しないように設定できないものか調べてみましたが、どうも無理のようです。

やよいの青色申告14を終了するたびにいちいち弥生メッセージセンターも終了させなければいけないのはかなり面倒。
これはどうにか改善して欲しいところ。

強制的に弥生メッセージセンターが起動しないようにする方法

ものすごく強引なやり方としては、弥生メッセージセンターそのものが立ち上がらないようにファイル名や格納されているフォルダ名を変更してしまう、という方法もありました。

やよいの青色申告14をWindows7 64bit環境で普通にインストールすると、弥生メッセージセンターの実行ファイルは下記にあります。

C:\Program Files (x86)\Yayoi\Startup\mc\YmMcClient.exe

このうち

mc\YmMcClient.exe

の部分のフォルダ名かファイル名を変えてしまえばおそらくメッセージセンターは起動しないと思います。やよいの青色申告14の起動時にも弥生メッセージセンターが立ち上がらなくなるでしょう。ただし何か不具合が出るかもしれませんのでそこは自己責任で試して下さい。

自分はこのやり方は試していません。